猪苗代高の高橋が9位 スキー国体・アルペン少年男子大回転

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【アルペン少年男子大回転】執念の滑りで9位に入った高橋海里(猪苗代高)=岩手県八幡平市・安比高原スキー場

 第71回国民体育大会冬季大会「2016希望郷いわて国体」のスキー競技会最終日は23日、岩手県八幡平市の安比高原スキー場などで競技が行われた。県勢はアルペン少年男子大回転で高橋海里(猪苗代高3年)が9位。入賞こそ逃したが、北海道チームが8位以内に3人以上が入ったため、繰り上がりで競技得点1を獲得した。

 このほか、アルペンは少年男子大回転で長谷部宏仁(猪苗代高2年)が17位、中丸雄哉(南会津中3年)が22位。距離40キロリレーは少年男子が11位、成年男子が16位だった。

 本県は通算の競技得点で10.5点を獲得。男女総合成績(天皇杯)で14位、女子総合成績(皇后杯)で17位だった。来年の第72回大会は長野県で開かれる。

 大舞台で影を潜めてきた白銀の戦士が執念の滑りを見せた。アルペン少年男子大回転の高橋海里(猪苗代高3年)は、9位の力走。入賞を逃し、悔しがっていたところに「競技得点1を獲得」の吉報が舞い込み「うれしい。ほっとした」と笑顔を輝かせた。

 今月上旬に開かれた全国高校大会。「気合を入れ過ぎてしまった」と冷静さを欠き、回転では旗門間で脚をとられコースアウト。高校3年間の集大成を飾るべく臨んだ大舞台で自らの花道を飾れず「周りが見えず、力を出し切れなかった自分が悔しかった」。

 「頭は冷静に体は熱く」。敗戦を胸に刻み、臨んだ今大会。号砲一発、スタートに成功すると、182センチの長身を生かし、上体をやや高く保ちながら旗門では滑らかにターン。コースの"肝"となる急斜面から緩斜面の入り口でもスピードを落とすことなく雪煙を上げ一気に滑り下りた。

 「あと一歩だったんだけどなあ」。0秒4差で逃した入賞には課題を残した。近大に進学予定で「大学ではインカレや国体で上位入賞できる実力を付ける」と自分に言い聞かせるように話した。