平工・渡辺、帝京安積・伊藤は4強ならず 全国高校ボクシング選抜

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善戦したものの、及ばなかった渡辺大輝(平工)(右)=会津若松市・河東総合体育館

 全国高校ボクシング選抜大会第2日は24日、会津若松市の河東総合体育館で全8階級の準々決勝44試合が行われた。準々決勝から出場した男子ミドル級の渡辺大輝(平工2年)と、前日に初勝利を挙げた同ライト級の伊藤大河(帝京安積1年)の県勢は敗退した。

 第3日の25日は全8階級の準決勝22試合が行われる。また、小、中学生の男女が出場する全日本UJボクシング大会が開幕し、男子中学生の部が行われる。同大会に県勢は出場していない。

 緊張で「頭が真っ白」 ミドル級・渡辺

 男子ミドル級の初戦で敗れた渡辺大輝(平工2年)は練習の成果を発揮できなかったことを悔やんだ。

 緊張のあまり「頭が真っ白になったまま試合に臨んでしまった」と振り返る。接近して自分のペースで試合を運ぼうとしたが、相手に距離を取られ、うまく立ち向かえなかった。学校にはボクシング部がないため、普段は磐城緑蔭高のクラブチームで活動している。苦手な走り込みを積極的に行うなど、厳しい練習を自分に課して臨んだ大会だけに後悔をにじませた。

 しかし、得意のボディを狙ったり、左フックが決まるなど収穫もあった。今後は「インターハイ、国体で8強を目指す」と苦い経験を糧に力を付ける覚悟だ。

 「攻める姿勢できた」 ライト級・伊藤

 「攻める姿勢ができていた。手応えがあっただけに悔しい」。準々決勝で敗れ、全国2勝目を逃した男子ライト級の伊藤大河(帝京安積1年)の表情はすがすがしかった。

 前日の勝利で「落ち着いて試合に臨めた」と振り返るが、気持ちが入りすぎてレフェリーに注意を受ける場面もあった。有効打を狙いすぎるあまり「相手より手数が少なくなった」と冷静に敗因を挙げた。初めての連戦で「計量後に水分を取りすぎて動きが鈍くなった」と体調を整える難しさも痛感。大会を振り返り「パンチの組み合わせや体の動きなどを改善したい」とレベルアップを誓った。

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