「福島U」主将石堂が途中出場で決めた 栃木下し待望の初白星

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【福島―栃木】後半38分、決勝点となるチーム2点目のゴールを決める福島のMF石堂=とうほう・みんなのスタジアム

 (10日・とうほう・みんなのスタジアムほか=8試合) 16チーム中13位の福島ユナイテッドFCはホームで9位の栃木SCと対戦、2―1で競り勝ち、今季初白星を挙げた。通算成績は1勝2分け1敗の勝ち点5で、順位は10位に上がった。次戦は17日、アウェーの大分県・大分銀行ドームで2位の大分トリニータと対戦する。午後2時開始予定。

 栗原圭介監督 初勝利は非常にうれしい。選手が悔しさを晴らしてくれた。自分たちの形ができるようになってきた。どんどん強くなっていくと思う。

 円陣でチームに一体感

 「ゴールを決めたうれしさよりも『これでチームが勝てる』という思いの方が大きかった」。開幕3戦で白星がなかった福島。主将として責任を痛感していたMF石堂和人は重圧から解放されたかのように満面に笑みを浮かべ、ホームでの今季初勝利の喜びを仲間やファンと分かち合った。

 後半29分に途中出場した。その9分後の38分、味方が中央でボールを奪い、走り込む石堂にラストパスを供給。石堂は左足でゴール左隅に流し込んだ。前節から先発を外れ、チームに貢献できない悔しさが募っていた石堂。「何かを変えなければ」。そんな思いもあり試合前、副主将のMF渡辺匠と共にメンバーに声を掛け、円陣を組んだ。

 その効果はてきめんだった。イレブンは闘志をみなぎらせ、ピッチを駆け回り、昨季はJ2で戦った栃木を上回るプレーを随所に見せた。栗原圭介監督は「(石堂、渡辺の)メンタリティー、人間性がチームをまとめた」と勝因を挙げた。

 「チームにとって何が大事なのかを再認識できた」と確かな手応えを感じた石堂。巻き返しに向けて、福島が新たなスタートを切った。