学法石川・遠藤が1500で県高校新V 福島県高体陸上開幕

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【男子1500メートル決勝】ゴール直後、タイムを確認しガッツポーズする遠藤日向(学法石川)=とうほう・みんなのスタジアム

 第62回県高校体育大会陸上競技第1日は27日、福島市のとうほう・みんなのスタジアムで男女9種目の決勝が行われ、男子1500メートルで遠藤日向(学法石川3年)が県高校新記録となる3分47秒10をマークし優勝した。男子棒高跳びは菊地悠太(福島成蹊1年)が4メートル40、女子5000メートル競歩は沢田奈緒(磐城桜が丘3年)が28分4秒00で頂点に立った。女子やり投げは岡田千春(平工3年)が42メートル64で制した。

 第2日の28日は100メートルなど男女12種目の決勝が行われる。各種目の上位6位(競歩、混成競技などは同4位)は6月17~20日に青森県で開かれる東北大会に出場する。

 日本選手権切符に喜び

 「日本選手権の参加標準記録(3分48秒00)を突破できてよかった」。男子1500メートルに出場した遠藤日向(学法石川3年)は、1学年上の田母神一喜(中央大1年、学法石川高卒)の県高校記録を0秒53更新する3分47秒10をマーク。スタンドは記録樹立に沸いたが、遠藤が喜んだのは日本のトップが集結する大舞台への出場切符獲得だった。

 日本選手権に出場するための最後のチャンスだった。「ペースメーカーがいなくても記録が期待できる」と、参加標準記録の突破が難しくなった"本業"の5000メートルから、1500メートルに照準を切り替えた。

 県南地区予選では3分48秒52とわずかに及ばず臨んだ今大会。序盤は電光掲示板などでタイムを確認しながら2番手で記録更新の機会をうかがっていたが、600メートル地点で「少し遅くて焦った」とギアを一気にトップまで上げた。

 1500メートルで日本選手権出場を決めたが、本業をおろそかにする訳ではない。インターハイ(全国高校総体)では両種目での2冠が目標だ。昨年は疲労を考慮して1500メートルを欠場したが、「今年は疲労と闘う」と偉業達成を狙う。「2020年東京五輪を目指す」と宣言する17歳の器の大きさは計り知れない。

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