福島ホープス、3連勝5割復帰 大家が完封ショー

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【福島-武蔵】完封勝利を飾った大家=みちのく鹿島球場

 (28日・みちのく鹿島球場ほか=4試合) 福島ホープスはホームで武蔵ヒートベアーズ(埼玉)と対戦し7―0で快勝、26日からのホーム4連戦で3連勝を飾った。通算成績は11勝11敗で勝率を5割とし、順位は東地区4チーム中3位。次戦は29日、同球場で群馬ダイヤモンドペガサス(群馬)と対戦する。午後1時試合開始予定。

 ベテランの味、散発3安打

 ベテラン大家友和の円熟味ある投球が最後まで光った。不惑のナックルボーラーはテンポの良い投球で武蔵に三塁を踏ませず、散発3安打102球の完封劇で球場を魅了した。

 試合後のヒーローインタビューでは、「こんなにこき使われるとは思わなかった。早く降ろしてくれと思ったが、コーチからは『投げろ』と言われて逆らえなかった」とファンを笑わせた。岩村明憲監督は「来週から連戦が続くが、ブルペンを休ませられたのは大きかった。大家はベテランの力を出してくれた。若い選手たちは何か感じ取ってくれるはず」と、この日の勝利の意義を指摘する。

 試合会場のみちのく鹿島球場は津波避難所で、東日本大震災の津波で甚大な被害を受けた。試合前にこの事実を聞いた大家。「ホープスに在籍する間は、震災は切り離せないこと。いま一度自分の気持ちを引き締めてマウンドに臨んだ」

 ベテランの力投に、バックも好守で応えた。「若い選手たちが守りで体を張ってくれた」と目を細める。29日の試合は登板する予定はないが「若い選手の準備の手伝いをしていきたい」と語った。