尚志が完勝、7連覇 福島県高体・サッカー男子

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7連覇を果たし、喜びを分かち合う尚志イレブン

 第62回県高校体育大会メイン会期第2日は5日、各地で17競技が行われた。サッカー男子は尚志が福島東を2―0で下し、7連覇を達成。柔道は男子が田村が16連覇、女子は喜多方桐桜が2連覇を飾った。ハンドボール男子は帝京安積が初めて制し、女子は郡女大付が昨年に続き優勝した。ボート男子シングルスカルは石塚慎之助(田村)、なぎなた試合個人は大井川澪(ザベリオ)が頂点に立った。メイン会期最終日の6日は、各地で7競技が行われる予定。

 MF高橋、執念の2発

 ゴールへの執念が勝利を呼び寄せた。「(準決勝の)学法石川戦では得点できなかった分、絶対に自分が決めて優勝したかった」。尚志のMF高橋大河(3年)は言葉通り2得点を挙げ、チームを7連覇に導いた。

 開始直後の前半2分、浮足立つ福島東のDFに対し、左サイドでボールを受けた。「何度も練習してきた形。自信を持って打てた」。角度のない位置から左足を振り抜き、攻撃の口火を切ると、同35分にはMF加野起瑠(2年)から左サイドで受けたボールを冷静にゴール右のサイドネットに流し込んだ。

 50メートル5秒9の走力に加え、左右両サイドをこなし、利き足に関わらず精度の高いキックで好機を演出できるのが持ち味。仲村浩二監督は「尚志のストロングポイント」と絶大な信頼を寄せる。だが、今大会は準決勝までわずか1得点。「ゴールに飢えていた」。悔しさを力に変え、指揮官の期待に応えてみせた。念願の全国への切符を手にし、「スピードで勝負し、全国の強豪に挑みたい」と高橋。自慢の俊足を武器に、夢の全国制覇に挑む。