福島ホープスが2位に再浮上 武蔵と対戦、6-5でサヨナラ勝ち

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【福島―武蔵】サヨナラ勝ちし喜ぶ福島ナイン=あづま球場

 (12日・あづま球場ほか=4試合) 福島ホープスはホームで武蔵ヒートベアーズ(埼玉)と対戦し、6―5でサヨナラ勝ちした。通算成績は16勝16敗1分けで東地区4チーム中2位に再浮上した。

 次戦は17日、ビジターのジャイアンツ球場で読売ジャイアンツと対戦する。午後1時開始予定。

 宮之原が初のサヨナラ打

 快音を残し、鋭い打球が左中間を破った。「無我夢中で三塁まで走った」という福島の宮之原健。入団以来初の三塁打が、野球人生で初めてのサヨナラ打となった。逆転劇の立役者は三塁に駆け寄るナインを見て「初めてサヨナラ勝ちに気付いた」と笑った。

 チームに貢献したいとの一心だった。3球目の高めに浮いたカーブを見逃さなかった。今季、東京学芸大から入団したルーキーは日大三高時代に甲子園で優勝した経験を持つ。だがチームでは代走としての出場が多く、11日時点で打率は1割9分5厘にとどまり、打撃での結果を欲していた。

 岩村明憲監督やチームメートの岡下大将、笹平拓己にアドバイスを求め、左方向へ打つことを意識した打撃練習に、練習時間の大半を費やしてきた。好きな言葉は「一切必然にして偶然になし」。全ての取り組みが結果につながるという意味だという。

 「結果は出たが、練習を継続しなければ身に着かない」。果てない向上心と、胸に刻まれた「何苦楚(なにくそ)魂」がチームを救う一打を生んだ。

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