粘った学法石川・遠藤、男子1500で4位入賞 日本陸上選手権

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【男子1500メートル決勝】3分48秒28で4位入賞した遠藤日向(学法石川高)

 リオデジャネイロ五輪代表選考会を兼ねた陸上の第100回日本選手権第2日は25日、名古屋市のパロマ瑞穂スタジアムで行われ、県勢は、男子1500メートルの遠藤日向(学法石川高3年)が3分48秒28で4位入賞。男子やり投げの荒井謙(七十七銀行、福島大卒)は65メートル87で13位だった。

 女子400メートル障害は久保倉里美(新潟アルビレックスRC、福島大卒)が57秒83で決勝に進み、青木沙弥佳(東邦銀行)が1分0秒17で予選落ち。女子100メートル障害は安部遥香(福島大4年)が13秒45で、紫村仁美(東邦銀行)が13秒52で準決勝に進んだ。女子800メートルの小野莉奈(福島大4年)は2分9秒25で予選突破はならなかった。

 最終日の26日は男女16種目の決勝などが行われる。リオ五輪の参加標準記録を突破している女子400メートル障害の久保倉、男子三段跳びの山下航平(筑波大4年、橘高卒)は優勝すれば、五輪代表に決まる。

 遠藤「まだまだ実力不足」

 「自己ベストの更新にも、表彰台にも届かなかった。まだまだ実力不足」。幾度となく有言実行を果たしてきた男子1500メートルの遠藤日向(学法石川高3年)は3分48秒28をマークし4位入賞を射止めながらも、悔しさをにじませた。

 1週間前に東北高校陸上に出場。24日の予選では自身の持つ県高校新記録を更新するなど過密スケジュールで疲労が蓄積されていた。

 初めて挑む決勝に「朝から緊張していた」と振り返るが、松田和宏監督からのアドバイス通り「スタートラインに立った時に強い気持ちで臨みたかった」と闘志を奮い立たせた。

 レースは予想外のスローペースとなり、遠藤は集団の真ん中で待機。先頭が勝負を仕掛けた終盤は「3位に入るため体力を温存していたが、思うような走りができなかった」と本来の伸びを欠いたが、後続を振り切る粘りは今後の飛躍を予感させた。

 今季は日本人の高校生相手に負け知らず。それでも「実業団のトップ選手には全く歯が立たなかった」と壁を痛感した。次の目標は7月のU20(20歳以下)世界陸上でのメダル獲得。高校卒業後は実業団に進む意向を固めており、「来年こそ日本チャンピオンになり、将来はトラック競技で東京五輪に出場したい」。成長著しい次世代のエースは一歩ずつ夢舞台への階段を上る。

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