郡山北工、日大東北が決勝へ マスターズ甲子園・福島県予選

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準決勝で敗戦しあいさつする双葉高野球部OBナイン=2日、開成山球場

 高校野球OB選手が甲子園出場を目指すマスターズ甲子園2016県予選大会第6日は2日、郡山市の開成山球場で準決勝2試合が行われ、郡山北工OB、日大東北OBが決勝進出を決めた。

 決勝は3日午前10時から、同球場で行われる。

 双葉OBの夏終わる

 4度目の甲子園を目指した双葉高野球部OBの夏が終わった。「負けるのは非常に悔しいが、双葉の名前を残す道筋は作れた」。1973(昭和48)年夏に甲子園に初出場した松本伸哉監督(60)の目には、うっすら涙が浮かんでいた。

 初出場で臨んだマスターズ甲子園県予選大会では2勝し、準決勝まで進出。日大東北OBとの準決勝は、最後まで諦めない野球を貫き、5回には1点を返すなど、一矢報いた。

 4回から登板し、5回に2点目となる右前適時打を放った石田哲男さん(61)は、出場選手の中で最高齢。「双葉高野球部の絆を強めることができた」と話した。

 夏の甲子園出場を懸けた第98回全国高校野球選手権福島大会は8日に開幕する。東京電力福島第1原発事故で避難を余儀なくされた双葉高にとって同大会出場は、来年度の休校前で最後。相馬農高、新地高との連合チームで出場する。双葉高野球部OBはユニホームを着用し、後輩を応援する予定。松本監督は「後輩には双葉のプライドを持って甲子園を目指し頑張ってもらいたい」とエールを送った。