郡山四・神沼「夢みたい」 福島県中体陸上で連覇

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【女子走り高跳び決勝】1メートル63で優勝した神沼栞奈(郡山四3年)

 第59回県中学校体育大会陸上競技最終日は7日、福島市のとうほう・みんなのスタジアムで男女23種目の決勝などが行われ、男子200メートルは石田健人(富田3年)が22秒26の大会新記録で優勝、同走り幅跳びは熊田統弥(福島四3年)が6メートル66で制した。女子走り高跳びは神沼栞奈(郡山四3年)が1メートル63で、同100メートル障害は福田萌絵(若松四3年)が14秒72でそれぞれ頂点に立った。今大会は男子11人、女子4人が全日本中学校選手権大会(全中)への出場を決めた。

 女子走り高、連続失敗乗り越え 神沼栞奈

 スタンドの視線が女子走り高跳びに注がれた。2連覇を決め、標準記録の1メートル60に挑んだ神沼栞奈(郡山四3年)。3回中2回の跳躍に失敗、全中の出場権獲得へ後がなくなった。それでも「次は絶対跳べる」と自らに言い聞かせて走り出すと、きれいにバーを跳び越え、歓声が巻き起こった。

 昨年の東北大会で味わった悔しさが胸に残っていた。出場した選手の中でトップの記録を持っていたが、結果は惨敗。「どうすればもっと高く跳べるのか」。競技のことが頭から離れなくなったという。

 失敗が許されない場面でも考えることは同じだった。2回の跳躍を反省し、踏み切り位置を修正した。標準記録を突破すると、勢いそのままに1メートル63を成功、自己ベストを更新した。「現実味がない。夢みたい」と顔をほころばせた。

 ただもっと高く跳べる自信がある。神沼は「中学生のうちに1メートル66を跳びたい」と、さらなる高みを見据えた。

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