東邦銀行・新宮が復活、女子800・大会新V 福島県総体陸上

(数字はいいね)  このエントリーをはてなブックマークに追加 
【女子800メートル決勝】大会記録、総体記録を更新する2分10秒87で優勝した新宮美歩(東邦銀行)=開成山陸上競技場

 第69回県総合体育大会陸上競技・第71回県陸上競技選手権大会第2日は15日、郡山市の開成山陸上競技場で男女15種目の決勝などが行われ、女子800メートルは新宮美歩(東邦銀行)が大会新記録、総体新記録の2分10秒87で制した。同5000メートル競歩は村上歌菜(安積黎明高3年)が26分58秒81と自己ベストを更新し、初優勝を飾った。男子砲丸投げは佐藤皓人(日大東北高2年)が14メートル25で第1日の少年男子円盤投げに続き2冠を達成した。第3日の16日は17種目で決勝が行われる。

 新宮、けが乗り越え貫禄の走り

 21年ぶりの大会記録で復活を告げた。女子800メートルの新宮美歩(東邦銀行)は左脚のけがなどを乗り越え優勝。「結果が出ず自信を失っていたが、ようやく光が見えた」と満面に笑みを浮かべた。

 入賞者唯一の社会人選手として序盤からレースを先導、2位に1秒以上の差をつける貫禄の走りをみせた。

 今春、同行陸上部に入部したが、1月に痛めたアキレス腱(けん)の回復が遅れた。「冬季練習が出来なかったのは陸上選手として致命的」と、絶望感を味わったという新宮。それでも黙々と基礎トレーニングを積み重ね体力を付けた。本格的に走れるようになったのは5月。大会出場に向けて急ピッチで調整した。

 「まずは自己ベストの2分5秒台を切り東北総体で頂点に立つ」。女王の座を射止めた新宮が新たなステップを踏み出した。