学法石川高・小指が総体新V 福島県総体陸上・少年男子B3000

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【少年男子B3000メートル決勝】総体記録を更新する8分34秒55で初優勝した小指卓也(学法石川高)=開成山陸上競技場

 第69回県総合体育大会陸上競技・第71回県陸上競技選手権大会第3日は16日、郡山市の開成山陸上競技場で男女17種目の決勝などが行われ、少年男子B3000メートルは小指卓也(学法石川高1年)が8分34秒55の総体新記録で優勝した。女子ハンマー投げは佐藤若菜(東邦銀行)が大会新記録、総体新記録となる58メートル09で制し、男子400メートルリレーは仙台大が41秒59で頂点に立った。最終日の17日は男女400メートルリレーなど14種目の決勝が行われる。

 小指、残り100メートルで瞬発力勝負

 学法石川高のレベルの高さを物語る結果となった。少年男子B3000メートルの上位8位を同校が独占。22年ぶりに総体記録を更新して優勝した小指卓也(1年)は「前を走る仲間の背中が支えになった」と振り返った。

 「学石でレースを引っ張る」と仲間内で決めていたという。小指はスタートで出遅れ先頭集団を追う我慢の走りを強いられたが、短距離走で鍛え上げた脚力が生きる展開となった。淡々と流れたレースは残り100メートルでの瞬発力勝負に。小指は2位の横田俊吾(同)を0秒75差抑え、ゴールに飛び込んだ。

 高校駅伝への出場を夢見て同校の門をたたいた。新たな環境で切磋琢磨(せっさたくま)する日々が小指を成長させた。周囲に触発され、部活動後の自主練習を欠かした日はないという。「経験を積み、まずは5000メートルで14秒台をマークしたい」。長距離界のホープが自信を胸に再び頂点を目指す。