日本、韓国に大勝 U15野球W杯1次リーグ、福島県いわき

(数字はいいね)  このエントリーをはてなブックマークに追加 
【日本―韓国】1回裏1死2、3塁、先制の2点適時2塁打を放つ日本代表の4番嘉手苅=31日、いわきグリーンスタジアム

 15歳以下の野球の世界大会「U―15ベースボールワールドカップ2016inいわき」第3日は31日、いわき市のいわきグリーンスタジアムなどで1次リーグ「オープニングラウンド」6試合が行われた。日本は7回コールドで韓国を15―4で破り、2次リーグ「スーパーラウンド」進出に一歩近づいた。1日はチェコと対戦する。

 2連勝で韓国戦を迎えた日本は1回1死2、3塁で、4番嘉手苅(かてかる)将太(兵庫県、姫路アイアンズ)が左中間に2塁打を放ち2点を先制。この回、安打と相手失策を絡め4点を奪った。2回にも6連打で4点を加えた。先発の右腕桜井佑輝(大阪府、忠岡ボーイズ)は制球が定まらず、2回途中までで3失点。2回2死満塁の場面で交代した左腕北田雅也(愛知県、SASUKE名古屋ヤング)が後続を絶ちきった。その後も4、6回に計7点を加え、相手を突き放した。

 日本代表に東北から唯一選出された、いわきボーイズの黒須大誠(中央台北中3年)は出場しなかったが、鹿取義隆監督は試合後の報道陣の取材に、次戦チェコ戦での先発起用を明言した。

 1次リーグ「オープニングラウンド」は6チームずつが2組に分かれた総当たり戦。各組上位3チームが2次リーグ「スーパーラウンド」に進出し、1、2位は決勝、3、4位は3位決定戦に進む。大会は世界野球ソフトボール連盟(WBSC)の主催、全日本野球協会、日本野球連盟、読売新聞社、いわき市の共催・主管。

◆4番嘉手苅打線けん引

 日本の4番が韓国投手陣を打ち崩し、勝利をたぐり寄せた。4番嘉手苅(かてかる)将太(兵庫県、姫路アイアンズ)は普段から意識しているという外角への踏み込みを実践し、4打数3安打3打点の活躍を見せた。

 「先制点を奪い、試合の流れをつくりたかった」。1回1死2、3塁の好機で打席に立った嘉手苅は、外角の直球を踏み込んでフルスイング。左中間にはじき返し、日本に先制点とチームの勢いをもたらした。

 第2戦の強敵キューバを撃破した勢いそのままに、韓国を7回コールドで下し、2次リーグ進出が見えてきた。「逆方向を意識し、甘く入れば見逃さずフルスイングする」。試合を重ねるごとに成長するスラッガーが、日本の打線を支える。