平二が初制覇、決勝で完封勝ち GIANTS杯県中学野球

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GIANTS杯県中学野球大会で初優勝を飾った平二

 第10回GIANTS杯県中学野球大会最終日は31日、泉崎村のさつき公園球場などで準決勝と決勝、3位決定戦が行われた。いわき勢同士の対決となった決勝は、平二が平三を1―0で下し、初優勝を飾った。最優秀選手賞には、決勝で完封勝利を収めた平二の国分渉(3年)が選ばれた。

 平二は初回、右前打で出塁した1番猪狩が2番山崎の犠打で二進すると、3番深谷が右前適時打を放ち先制。先発国分は要所を締め、最終7回には3塁打を浴びてピンチを招いたものの、無失点で切り抜けた。

  最優秀選手賞の国分には、トロフィーとともに読売巨人軍の鈴木尚広選手(相馬高卒)のサイン入りバットが贈られた。優秀選手賞は平三の松本涼馬(3年)、敢闘賞には向陽の小野内舜(同)と中村一の荒佑真(同)が選ばれた。

 読売巨人軍、県中学野球競技力向上委員会、泉崎村、読売新聞東京本社、報知新聞社、福島民友新聞社、福島中央テレビでつくる実行委員会の主催、県、県野球連盟、矢吹町の後援。

◆強気の投球国分MVP

 初回に挙げた1点を守り抜いた。平三打線を被安打4で完封、最優秀選手賞に輝いた平二の国分渉(3年)は「(受賞は)びっくりしたが、うれしかった」と謙虚に喜んだ。

 背番号5ながら、優勝を懸けたマウンドを託された。緊張はあったものの「チームメートが取ってくれた1点。自分が抑えたかった」。普段は「荒れ球」(石井智裕監督)だが、決勝では直球と、スピードを変えた2種類のカーブを自在に操った。

 七回1死3塁のピンチも「点を取られたわけじゃない」と強気の投球で切り抜けた。チームは全中出場を懸けた東北大会を控えており、「さらにいいプレーをして活躍したい」と国分。優勝だけでなく、上の舞台を目指す自信もつかんだ完封劇だった。