日本がチェコに大勝、2次リーグ進出決める U15野球W杯

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4回1安打無失点の好投で勝利を呼び込んだ黒須=いわきグリーンスタジアム

 15歳以下の野球の世界大会「U―15ベースボールワールドカップ2016inいわき」第4日は1日、いわき市のいわきグリーンスタジアムなどで1次リーグ「オープニングラウンド」が行われた。3戦全勝でA組首位を走る日本は15―0の五回コールドでチェコに圧勝、各組上位3チームによる2次リーグ「スーパーラウンド」進出を決めた。2日は1次リーグ最終戦となり、日本はコロンビアと対戦する。

 黒須、4回無失点  

 若武者が地元のマウンドで躍動した。初めて先発を託されたいわきボーイズの黒須大誠(中央台北中3年)は4回を投げ1安打無失点。緩急自在の投球でチェコ打線を手玉に取った。  

 7月30日に先発を告げられ、「ワクワクした。早く投げたかった」と登板を待ち望んだ。その言葉通り初回から飛ばし3者連続三振に仕留めると、二回以降は120キロ後半の直球に90キロ台のカーブを織り交ぜ、相手打者を次々に打ち取った。

 「胸を張って、体を起こす」。侍ジャパンのコーチ経験もある鹿取義隆監督の教えを体現。「球速ではなく回転を意識した」と体が開かないよう下半身に意識を集中させ、打者に、より近い位置でボールをリリース。「空振りの時も相手のバットの上をボールが通っていた。ポップフライも多かった」と、伸びる直球で相手打者を翻弄(ほんろう)した。  

 四回に初安打を許し「甘く入った。悔しい」と反省も忘れなかった。次戦に向け「登板機会があれば全力で投げる。短期間の大会だが、経験を全て吸収していきたい」。注目の右腕が進化を続ける。