福島南が4強入り、強さ本物 高校総体バスケットボール男子

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【福島南―桐光学園】チームの苦しい時間帯に得点を重ねた福島南の木口=広島サンプラザホール

 広島市の広島サンプラザホールなどで13競技が行われた全国高校総合体育大会第7日。県勢はバスケットボール男子4回戦で福島南が桐光学園(神奈川)に79―67で勝ち、4強入りした。女子の福島西は4回戦で岐阜女(岐阜)に48―66で敗れた。このほか弓道女子個人の小野奏音(平工3年)が決勝進出を決めた。ハンドボール女子の郡山女大付は2回戦で埼玉栄(埼玉)に17―20で敗れた。

 エース木口、得点重ねる

 福島南の快進撃が止まらない。初出場ながら県勢68年ぶりの4強進出。190センチ台の選手3人をそろえ高さで勝る相手に堅守からの速攻でリズムを生み、序盤からリード。追い上げられた苦しい時間帯には、エース木口雄之亮(3年)が着実に得点を重ね逃げ切った。

 水野慎也コーチが「うちの得点源」と絶大な信頼を寄せる木口。第1Qで三つのファウルを犯し、ベンチを温める時間が続いたが、「チームが困った時には自分、ということは分かっている」。コートに戻ると、得意の切れのあるドライブで相手ディフェンスの間をすり抜け、得点を決めた。

 中学時代は支部予選で敗退することが多く、大舞台での経験が豊富なわけではないが、高校に入学し「練習や大会で全国に通用する自信がついた」とする。臆する気持ちのかけらもなく、この試合でもベンチにいた時間は「ずっとむずむずしていた」と笑った。

 「もともとベスト8が目標だったから気持ちは楽だった」と木口。次は身長206センチの外国人留学生を擁する東山が相手となるが、「やることは決まっている」。頼れる点取り屋がチームを県勢初の決勝進出へと導く。