猪苗代の女子2年ぶり優勝、男子は準優勝 全国中体・バドミントン

(数字はいいね)  このエントリーをはてなブックマークに追加 
シングルスでストレート勝ちした猪苗代の染谷菜々美=金沢市総合体育館

 第46回全国中学校バドミントン大会第2日は18日、金沢市総合体育館で団体戦が行われ、女子の猪苗代が決勝で埼玉栄(埼玉)を2―1で下し、2年ぶりの全国制覇を成し遂げた。男子の猪苗代は決勝で浪岡(青森)に0―2で敗れ準優勝。

 猪苗代の特設バドミントン部は原発事故による避難で同校に活動拠点を移した富岡一の生徒で構成している。女子は富岡一時代を含めて6度目の優勝。昨年の準決勝で敗れた相手に雪辱し、染谷菜々美主将(3年)は「頑張ってきて良かった」と笑顔を見せた。

 女子・染谷が大黒柱

 「チームを支えてくれる人たちに恩返しが出来て良かった」。猪苗代の染谷菜々美(3年)は感謝の言葉で喜びを表現した。

 決勝を含む4試合全てのシングルスでストレート勝ち。主将として優勝に大きく貢献した。「流れを引き寄せるため自分で1勝を取ろうと思った」と染谷。斎藤亘監督は「ミスの少なさと粘り強さが持ち味。最も安定している選手で団体戦の『核』になっていた」と賛辞を惜しまなかった。

 男子・後輩に夢託す

 優勝にあと一歩のところで手が届かなかった男子の猪苗代。主将の後藤サン(3年)は「決勝ではみんな緊張で硬くなった」と唇をかんだ。

 斎藤亘監督は「決勝は埼玉栄を想定していた。東北大会でいい勝ち方をしただけに気負ってしまった。公式戦の怖さや難しさを選手たちは学んだと思う」と敗戦を振り返った。

 後藤と組んだ山下啓輔、そしてシングルスで敗れ泣き崩れた稲光翔太郎はともに2年生だ。後藤は「2人が頑張って来年こそ優勝してほしい」と後輩にバトンを託した。