ボンズ弾みつく3位、Bリーグ東北カップ山形下す 攻守機能、新チーム初勝利

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【福島―山形】第4Q、鋭いドライブから2点シュートを決める村上=あいづ総合体育館

 プロバスケットボール男子、Bリーグの「2016―17プレシーズン東北カップ」最終日は11日、会津若松市のあいづ総合体育館で決勝、3位決定戦を行った。福島ファイヤーボンズは3位決定戦で山形ワイヴァンズ(山形)と対戦、攻守がかみ合い76―62で快勝し3位に輝いた。

 決勝では、秋田ノーザンハピネッツ(秋田)が74―65で仙台89ERS(宮城)を破り、優勝した。

 福島は試合序盤からオフェンスとディフェンスが連動した。連係プレーが乱れるなど、精彩を欠いた前日の仙台89ERS(宮城)戦の不安を払拭(ふっしょく)するかのような戦いぶりで、Bリーグ2部での躍進を予感させた。

 東北カップでは、外国人選手の出場枠が変わるBリーグの新ルールを適用。森山知広ヘッドコーチが「日本人選手の力が試合展開に影響する」と強調し、実力の底上げに取り組んできた成果が実を結んだ内容だった。

 中でも、1メートル91と日本人選手でチーム一の身長を誇る堀洋輔が第1Qで五つのリバウンドを奪い、攻撃の流れをつくる活躍で輝きを放った。体を張ったプレーで存在感を発揮し、堀は「積極的なディフェンスができた」と頬を緩めた。

 また、村上慎也は6本の3点シュートを決めるなど、24得点を記録。ただ「今後、アウトサイドからシュートが入らない展開では、どのように得点につなげるかを突き詰めないといけない」と、村上は快勝にも慢心はない。

 苦しみながらも、新チームで勝ち取った公式戦初勝利だが、福島の本当の戦いはここから始まる。自信や課題を胸に刻み、選手たちはまた、新たなスタートを切る。