杉本、感謝の2位 いわて国体・馬術少年スピード&ハンディネス

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【馬術少年スピードアンドハンディネス】1分1秒96で2位に入った杉本瑞生(静岡・御殿場西高2年)=水沢競馬場

 第71回国民体育大会「2016希望郷いわて国体」第2日は2日、岩手県奥州市の水沢競馬場などで19競技が行われ、県勢は馬術の少年スピードアンドハンディネスで杉本瑞生(南相馬市出身、静岡・御殿場西高2年)が1分1秒96で2位に入った。成年女子二段階障害飛越の横山奈緒美(県馬術連盟)は6位、成年男子トップスコアの吉田賢人(成田乗馬クラブ)は980点で8位に入賞した。

 「暴れ馬」と歓喜

 「元気な時は乗れたもんじゃない」という暴れ馬と表彰台を手にした。馬術少年スピードアンドハンディネスで杉本瑞生(御殿場西高2年)は愛馬サンドウィッチ・コアと準優勝。「満足している」と納得の表情を浮かべた。

 馬が障害を跳び越えられず、手前で止まってしまうという不調にあえいでいた昨年5月、サンドウィッチ・コアと出会った。「絶対に止まらない馬がいる」という話は聞いていたが、第一印象は強烈だった。「暴れまくっていた」と杉本。基本の動作ができず、口に付ける馬具「ハミ」も嫌がって首を縦に振る。「障害競技ではあり得ない馬」だった。

 1年以上たった今でも格闘の日々を送る。普通の馬であれば10~20分で終わる運動も1時間以上かかる。今大会でも、あえて疲れさせてから本番に臨んだ。練習をすれば当然、杉本にも負担はかかる。この日は前日に乗りすぎたため両足のふくらはぎを痛めていた。

 しかし、そんなサンドウィッチ・コアの頑張りもあって表彰台に立った。「助けてもらっている」と杉本。愛馬と喜びをかみしめた。