遠藤さすがの勝負勘、残り600メートルでスパート いわて国体・陸上少年男子

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【陸上少年男子A5000メートル決勝】トップでフィニッシュする遠藤日向(学法石川高3年)=北上陸上競技場

 第71回国民体育大会「2016希望郷いわて国体」第9日は9日、岩手県北上市の北上陸上競技場などで18競技が行われ、陸上少年男子A5000メートルの遠藤日向(学法石川高3年)が2連覇を果たした。

 本県陸上界のホープが高校での栄冠をまた一つ増やした。遠藤日向は残り約600メートル地点からのロングスパートで勝利。「最初は少しハイペースだったが、後半で少し休める勝ちパターンだった」と余裕の表情だった。

 レースは序盤から、遠藤が全国高校総体で敗れた外国人留学生が先導した。先頭集団の中盤で仕掛け時をうかがっていた遠藤。残り800メートルでも10人以上が先頭集団をつくる展開に「人が多かったので」と普段よりも早くスパートをかけ、そのまま逃げ切った。

 今大会は800メートルにもエントリーしていたが、5000メートルで万全を期すために欠場し「勝ちにこだわった」というレース。フィニッシュ時には3本指を立てて国体3年連続優勝を表すパフォーマンスを見せ、笑顔を浮かべた。

 新たな栄冠にも「世界で勝つには、まだ実力が足りない」と遠藤。満足することなく、さらなる高みを見据えた。