女子・郡山商2年ぶり優勝、悔しさばね「壁」超える 福島県選抜高校バスケ

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【福島西―郡山商】18得点を挙げた郡山商の須藤=あいづ総合体育館

 第47回全国高校バスケットボール選抜優勝大会(ウインターカップ)県予選会を兼ねた第53回県選抜高校バスケットボール選手権大会最終日は31日、会津若松市のあいづ総合体育館で男女の決勝とシード順位決定戦が行われ、男子は福島南が2年連続2度目、女子は郡山商が2年ぶり6度目の優勝を飾った。男子決勝は福島南と若松商の対戦となり、福島南が104―44で大勝した。4年連続で同じ顔合わせとなった女子決勝は、郡山商が福島西に55―40で快勝した。男女の優勝校は12月23日から東京都の東京体育館で開かれる全国大会に出場する。

 4年連続で同一校の対戦となった決勝。前回大会で敗れ、過去3大会でも1勝2敗と負け越している郡山商にとって、福島西は越えなければならない高い壁だった。

 優勝への重圧からか立ち上がりは両チームの選手ともプレーに精細を欠き、重苦しい空気のまま試合が進んだが、チーム最多の18点をマークした郡山商の須藤郁帆(かほ)(2年)のシュートが試合を動かした。インサイドでプレーする機会が多い須藤が第1Qに放った3点シュートがリングに吸い込まれた。「今日は(シュートが)決まる」と確信。「ミスは3年生がカバーするから」と試合前に面川美空(3年)から受けた一言で波に乗った。

 指から離れたボールが面白いようにリングに吸い込まれた。シュートを放った瞬間の静寂とシュートが決まった後の大歓声。会場の雰囲気も須藤のプレーを後押しした。

 昨年、優勝に喜ぶ福島西を目の当たりにして悔しさを心に刻みこんだ。「あの日を忘れないように練習してきた」。悔しさを力に変えた須藤は「落ち着いたプレーで臨みたい」と大舞台を見据えた。

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