尚志が3連覇、全国大会に出場へ 福島県高校サッカー

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【尚志―郡山】前半4分、先制ゴールを決める尚志のMF加野(10)(左から3人目)=郡山市・西部サッカー場

 第95回全国高校サッカー選手権大会県大会2次大会最終日は5日、郡山市の西部サッカー場で決勝が行われ、第1シードの尚志が郡山に2―0で快勝し、3年連続8度目の優勝を飾った。尚志は12月30日に東京都の駒沢陸上競技場で開幕する全国大会に出場する。組み合わせ抽選は21日に行われる。

 10番・加野、期待通り先制弾

 背番号10のゴールが3連覇への流れをつくった。尚志のMF加野赳瑠(2年)は試合序盤で先制弾。殊勲の一発に「大会で1点も取れてなかったのでよかった」と笑顔を見せた。

 準決勝まで無得点で「もやもやした気持ちがあった」という加野。仲村浩二監督は「今日はお前が決めてこい」と加野をピッチに送り出した。その時の加野の様子に「いい表情をしたので決めてくれると思った」と指揮官。期待通り、前半4分、中央でゴールを背にパスを受けると素早く反転。とっさに相手GKが右側に寄っているのに気付き、左上へと冷静に決めた。

 2年生になってから10番を背負う加野。チームでの練習後、寮に戻って夕食を食べると、再びグラウンドに出てボールを蹴る。努力は実りプリンスリーグ東北では10点を挙げる活躍を見せた。

 前回の全国大会2回戦で尚志はPK戦の末に敗退。スタンドから見守った加野は決定力の重要性を痛感した。「点をいっぱい取れば負けることはない」。全国制覇に向けて導いた答えは「ゴールの量産」だ。