郡山商、初戦で涙...強豪に堂々勝負 高校バスケ・ウインターカップ

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【昭和学院―郡山商】第3Q、速攻からゴール下に走り込みシュートを決める郡山商の須藤(12)=東京体育館

 第47回全国高校バスケットボール選抜優勝大会(ウインターカップ)第2日は24日、東京都渋谷区の東京体育館で男子の1回戦と女子の2回戦が行われた。本県女子代表で2年ぶり3度目の出場となった郡山商は9年連続39度目の出場の昭和学院(千葉)と対戦、63―86で敗れ、初戦突破はならなかった。

 本県関係では双子の姉妹船生友香、晴香(3年、赤井中卒)率いる女子の開志国際(新潟)が3回戦進出を果たした。男子は村上翼(1年、小名浜二中卒)の前橋育英(群馬)が豊浦(山口)に1回戦で敗れた。

 第3日の25日は男子の2回戦と女子の3回戦が行われ、本県男子代表で2年連続2度目の福島南が洛南(京都)と対戦する。午後2時開始予定。

 前半互角、須藤がチーム最多24点

 鍛え抜いたディフェンスを持ってしても全国での勝利は難しかった。「4強を目指してやってきただけに、残念でしかない」。チーム最多の24得点を挙げた須藤郁帆(2年)は目を真っ赤に腫らしながら、声を振り絞った。

 「逃げないように、気持ちで負けないように」。そう自らに言い聞かせ、高さで劣る相手に真っ向勝負を挑んだ。試合開始早々、0―6とリードを許す展開にも動じず、スピードに乗ったドリブルで切り込み連続10得点と攻撃をけん引。強豪校から6点リードで前半を折り返す立役者となった。U―18日本代表を擁する昭和学院の猛攻を受けながらも、須藤を中心に得点を重ねリードを守る。しかし、松本理監督が「40分間守りきる脚力が足りなかった」というように、前半の健闘が疲労となってのしかかった。

 徐々にリバウンドを支配されはじめると、第3Q終盤、ついに逆転を許す。最後は「ゴール下で仕事ができなかった」と須藤。高さの前にシュートを阻まれ、力尽きた。

 いわき市出身の須藤だが、同世代の中学校県選抜メンバーが集まり全国を目指そうと、郡山商への進学を決断した。集大成の来年、夏には地元・福島での全国高校総体(インターハイ)が控えている。「今度こそベスト4に」。真夏の福島での雪辱を誓った。

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