福島南、初戦敗退...総体4強が延長に散る 高校バスケ・ウインターカップ

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【洛南―福島南】試合に敗れ肩を落とす福島南の選手=東京体育館

 第47回全国高校バスケットボール選抜優勝大会(ウインターカップ)第3日は25日、東京都渋谷区の東京体育館で男子の2回戦と女子の3回戦が行われた。本県男子代表で2年連続2度目の出場の福島南は17年連続40度目出場の洛南(京都)と対戦、延長戦の末、60―62で惜敗し、初めてのベスト16入りを逃した。

 本県関係では、船生友香、晴香(3年、赤井中卒)率いる女子の開志国際(新潟)が3回戦を突破し、初めて準々決勝に駒を進めた。平子啓太(2年、植田中卒)の福岡第一(福岡)は中部大第一を下し、3回戦へ進出した。

 全国制覇の夢早すぎる終幕

 勝負の世界は非情だ―。延長戦にもつれ、死力を尽くして戦い抜いた福島南。それでも試合終了のブザーを笑顔で聞くことはできなかった。第4Q終了間際に同点の3点シュートを決めるも、延長で退場した木口雄之亮(3年)は「得点面で引っ張ることができずに申し訳ない」と責任感が涙となってこぼれた。

 「リードしているのに負けているような気持ちだった」。インサイドの要・半沢一貴(同)は前半に感じていた違和感を語った。初戦独特の重圧が選手に襲い掛かり、緻密な福島南バスケを狂わせた。走れるところで走れず、ボールがインサイドに入らない。洛南の中を守る「ゾーンディフェンス」を崩しきれず得点は伸び悩み、後半には逆転を許した。

 第4Q残り2分で8点差。ここから全国高校総体(インターハイ)ベスト4として意地を見せた。主将の水野幹太(同)の3点シュートを合図に川野健(同)がオールコートディフェンスでミスを誘うと、木口がゴール下を決めて3点差。残り1分、木口が放った3点シュートがリングを射抜くと、ついに洛南の背中を捉え、延長戦に持ち込んだ。

 3点をリードした延長だったが、木口、水野が退場、「全国制覇」の夢はついえた。福島南の「攻守の切り替えが出せなかった」と敗因を語る水野慎也監督。小兵軍団はスピードに磨きをかけて、頂点を目指す。

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