矢貫投手「県民の声援が思い出」 故郷・西郷村長へ引退報告

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佐藤村長(右)から花束を受ける矢貫投手

 プロ野球巨人、日本ハムで活躍し、今季限りで現役を引退した矢貫俊之投手(33)=西郷村出身=は27日、同村役場を訪れ、佐藤正博村長に引退を報告した。矢貫投手は1月上旬から読売巨人軍職員として働き、第2の人生をスタートさせる。

 佐藤村長は「村民に夢や希望を与えた」とねぎらい、矢貫投手は「村民の皆さんのご支援に心から感謝したい」と述べた。

 矢貫投手は西郷二中から仙台育英高、常磐大、三菱ふそう川崎に進み、2008(平成20)年にドラフト3位で日本ハムに入団。13年に57試合に登板、いわき市で開かれたオールスターに出場した。昨年6月に巨人にトレード移籍し、今季は8試合に登板。プロ通算で121試合に登板、6勝8敗で防御率は3.76。

 矢貫投手は福島民友新聞社の取材に応じ、現在の心境などを語った。

 ―引退した思いを。
 「今でも現役であり続けたいとの思いがある。トライアウトに合格できなかったことが心残り。第一線から離れるものの、プロ選手のそばで仕事ができることは大きい。新しい立場で野球界を盛り上げられるよう全力を尽くしたい」

 ―プロ生活を振り返ってみて。
 「いわき市で開催されたオールスターゲームが思い出。スタンドからの県民の声援が今でも耳に残っている。優勝を狙えるチームに所属できたことが大きな機会だった。優勝を経験させてもらい、人生の中で大きな自信になっている」

 ―県民に一言。
 「これまで応援してくれた県民と地元の方には感謝の気持ちしかない。プロ生活で培った経験や技術を伝えたい気持ちが強い。県内で野球教室を計画し、福島からプロ野球選手を多く輩出できるよう指導に努めたい」

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