郡山北工、初戦突破逃す...報徳学園の厚い壁 全国高校ラグビー

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【報徳学園―郡山北工】前半の終盤、懸命のモール攻撃でゴールを狙う郡山北工フィフティーン=東大阪市・花園ラグビー場

 第96回全国高校ラグビー大会第1日は27日、東大阪市の花園ラグビー場で1回戦8試合が行われた。本県代表で2年連続2度目の出場となった郡山北工は報徳学園(兵庫)に0―88で敗れ、県勢として3年ぶりの初戦突破はならなかった。

 郡山北工は、前半から報徳学園の力強いタックルや素早いパス回しに苦しみ、前半だけで45点を失った。後半に入っても流れは変わらず終始、報徳ペースとなった。

 「次こそ花園初勝利」

 伝統校の壁の高さを改めて見せつけられた試合となった。郡山北工は得点を挙げられず、88点の大量失点で完敗。初戦突破の目標を阻まれ、プロップ橋本真孝主将(3年)の頬に大粒の涙が伝った。

 涙の理由は敗戦の悔しさだけではない。「一日でも長く戦いたかった」と、早すぎる終戦の寂しさも入り混じった。

 橋本主将は今大会、特別な思いを胸にピッチに立った。前回、県大会で全試合に出場しながらも、花園では出場機会に恵まれなかった。「絶対、この場所に帰ってくる」。悔しさをばねに、夢にまで見た舞台に戻ってきた。

 「前回の大会とは違う北工の姿を見せたい」と臨んだ一戦だったが、強烈なタックルやスクラムでの強さ、両サイドへと展開するパスの速さなど、力と技術を兼ね備えた強豪校との実力差は想像以上だった。

 密集地からモールで得点を狙ったり、キックによる縦への攻撃など、"北工らしさ"は鳴りを潜め、郡山北工の2度目の挑戦が幕を閉じた。

 「次こそは花園で初勝利を」。橋本主将は後輩たちに思いを託した。

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