男子大回転で猪苗代・長谷部が納得の連覇 福島県高体スキー

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【男子大回転】2連覇を果たした長谷部宏仁(猪苗代)=だいくらスキー場

 第62回県高校体育大会スキー競技第2日は13日、南会津町のだいくらスキー場でアルペン男女大回転、檜枝岐村の尾瀬檜枝岐クロスカントリースキーコースで距離男子リレーが行われた。大回転は男子で長谷部宏仁(猪苗代3年)が2連覇、女子で室井朋花(南会津2年)が初優勝を飾った。男子リレーは、唯一出場した猪苗代が全国高校総体(インターハイ)出場を決めた。最終日の14日はアルペンの男女回転と距離の男女フリーが行われる。

 「自信の滑り」胸張る

 連覇の鍵は想像力にあった。アルペン男子大回転で長谷部宏仁は1本目で唯一の46秒台をたたき出し、トップに立つと2本目も全体2位のタイムで昨年に続く栄冠。「自信はあった」と想定通りの滑りに胸を張った。

 リフトに乗ってスタート地点まで向かう約10分間、長谷部は下見したコースを思い返し、3視点からの映像で滑り方をイメージするという。自分の目線、背後からの俯瞰(ふかん)、正面から。「ここでミスしそうだな」と、あえて失敗しそうなポイントに焦点を合わせ、どう攻めるかを考える。

 練習では「本番のように」と緊張感を心掛ける。最も重視するのは、その日1本目の滑走。「(チームで)1番のタイムを必ず取る」と勝つ意識を重視する。2本目以降も本番と同様、リフトで考えたことを実践。成果が実っての連覇に「練習のようにできた」と納得の表情だった。

 全国大会に立つ自分の姿もすでに頭の中に思い描く。昨年の同種目では18位と悔しい結果。「入賞できれば」という気持ちに甘さがあったと感じた。高校最後の冬、失敗は繰り返さない。「優勝以外はない」と王座一点だけを見据える。

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