男子大回転は吾妻・阿部が逆転で初制覇 福島県中体スキー

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【男子大回転】努力を実らせ初の栄冠を手にした阿部結太(福島・吾妻)=星野リゾート猫魔スキー場

 第59回県中学校体育大会スキー競技最終日は13日、北塩原村の星野リゾート猫魔スキー場と檜枝岐村の尾瀬檜枝岐クロスカントリースキーコースで男女のアルペン大回転と距離リレーが行われた。

 大回転は男子で阿部結太(福島・吾妻2年)、女子で佐藤未来(みく)(猪苗代2年)がそれぞれ初優勝を飾った。リレーは男子の南会津が初の栄冠を手にし、女子の只見が2連覇を果たした。学校対抗は、男子が南会津、女子は猪苗代が優勝。男女総合では猪苗代が頂点に立った。

 大混戦抜け出す

 1本目を終え、1位とのタイム差1秒以内に11人がいた。大混戦となった男子大回転。頂点に立ったのは"練習の鬼"阿部結太だった。

 自らの弱さを認めているからこそ鍛錬を重ねてきた。「自分は不器用。人よりも練習しないとできない人」と平日は帰宅後の走り込みをはじめ、バランスボールを使った体幹トレーニングを欠かさず続けた。土、日曜日は一日中ゲレンデで過ごしてきた。スキーだけではない。小学生1年から始めたという野球でも昨年、市の選抜チームに選ばれるまでに力を付けた。

 レースでは、努力に裏打ちされた確かな自信が強気な滑りを生んだ。2本目は転倒者続出の荒れた展開となったが「倒れてでも1位を狙いにいった」。リスクを恐れない、攻めの姿勢が1本目トップの鳥羽広葉(裏磐梯3年)を0.1秒まくる逆転優勝へとつながった。昨年、全国大会で100番台に終わった悔しさも忘れてはいない。「今年は30番以内に入り、県勢の出場枠を広げる。しっかり練習して、力を付けて挑む」。阿部に慢心はない。

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