【特集】期待の福島県『若手アスリート』 陸上・遠藤日向、バド・大堀彩

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表彰台で笑顔を浮かべる遠藤日向=2016年10月9日・第71回国民体育大会

 2020年、世界最高峰のスポーツの祭典が、東京を舞台に繰り広げられる。世界中から猛者が集まる東京五輪。ひのき舞台を目指す本県の若者たちも、一日一日と近づくその日へ向けて汗を流す。今はまだ、しかし3年後は。いや、絶対に3年後は。「夢」を「現実」に変えるため、闘志をたぎらせ、自身を磨く。

 陸上・遠藤日向...こだわる世界基準

 3000メートル高校記録樹立など、陸上長距離で数々の輝かしい成績を残した学法石川高3年の遠藤日向(18)は卒業後、住友電工に入社し、競技を続ける道を選んだ。東京五輪出場を目標に、トラック競技の長距離に専念するためだ。「世界で通用する選手になりたい」と、さらなる高みを目指して挑む。

 五輪出場という目標を意識し始めたのは、東京開催が決まった中学3年の頃。強豪の学法石川高に進み、先輩や仲間と切磋琢磨(せっさたくま)しながら成長した。「身近にライバルを見つけることが大切」と次世代のランナーに向けて助言する。

 「現役高校生最強」と評される遠藤だが、国際大会を経験したことで、海外勢との力の差を思い知ったという。負けず嫌いの性分。だからこそ世界を舞台にした勝負にこだわる。「(東京五輪で)海外勢の中で日本人が戦っていたら盛り上がるはず。出るからにはメダルを取りたい」。その言葉に夢を見たくなる。

 バドミントン・大堀彩...次こそ夢への覚悟

 「次は自分という気持ちはある」。バドミントン女子シングルスの大堀彩(20)=トナミ運輸、富岡高卒=はリオ五輪での日本勢の活躍を見た感想をこう語った。

 現在所属するトナミ運輸では男子チームの中に1人交じって練習する。「体力面でも精神面でもきつい時は増えている」としながらも、「耐えることで、勝ちたいという気持ちが強くなったと思う」。2016(平成28)年10月のタイ・オープンでは自身初のグランプリゴールドでの優勝を飾るなど成長を重ねている。ただ12月の全日本総合選手権では初の4強入りを前に、準々決勝で惜敗。「一からやり直さないといけない」と再び気持ちを引き締めた。

 16年12月8日現在の女子シングルスでの世界ランキングは20位。ただ、大堀の上には、リオ五輪で活躍を見せた奥原希望(21)=日本ユニシス=や山口茜(19)=再春館製薬所=らの名前が並ぶ。「五輪に出るためには、常に上にいないといけない」と大堀。夢の舞台に立つための覚悟は決まっている。

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