初代女王は桜の聖母高 U-18女子Jヴィレッジカップ

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【桜の聖母高―新庄東高】前半、ゴール前でGKの頭越しにゴールを決める桜の聖母高のMF南波(10)=新舞子フットボール場

 第1回女子サッカー交流会「U―18女子Jヴィレッジカップinいわき」は最終日の12日、いわき市の新舞子フットボール場で順位決定戦3試合が行われ、決勝は桜の聖母高が10―0で新庄東高(山形)を破り優勝した。

 県内外から6チームが参加。3位決定戦は市川高(千葉)が2―0でふたば未来高や平商高などでつくる合同チーム「復興ふくしまフューチャーズU18」、5位決定戦は磐城桜が丘高が1―0で山形城北高に競り勝った。

 サッカー指導者の高倉麻子さん(福島市出身)による教室も開かれ、参加選手がユニークな練習などを通して技術を磨いた。大会はJヴィレッジの主催、福島民友新聞社の共催、県、NPO法人いわきサッカー協会の協力、福島中央テレビの後援、ミカサ、明治、いわきスポーツクラブいわきFCの協賛、いわき地区高体連サッカー専門部女子部会の主管。

 桜の聖母高、大量10点...全国へ弾み

 思い描くプレーを決勝のピッチで体現した。桜の聖母高は大量10得点を挙げて初代王者の座に就いた。前半だけでハットトリックを達成した主将のMF南波(なんば)満桜(まお)(2年)は「全国で勝つためのいい一歩になった」と満足した様子。大舞台での勝利を目指すイレブンはさらに上を目指している。

 11日の予選リーグでは1位通過にも試合内容に不満があった。パスの正確性や守備での詰め。そうした課題を話し合い、決勝では見事に修正してみせた。

 同校は昨夏、全国高校総体(インターハイ)に出場し、初めて全国の舞台に足を踏み入れた。「頑張れば夢はかなう」と自信をつけた一方、常連校との力の差も実感。「このままではいけない」と南波は思った。

 新しい歴史を築いた3年生が引退して約3カ月。1月の東北新人大会敗戦の反省から、チームは体力面の強化に力を入れている。今大会でイレブンは最後まで走りきり、努力の成果を披露。そして何より「自分たちの力で勝てた」という経験を得た。

 南波は「インターハイや選手権での初戦突破」を目標に設定する。先輩ができなかった全国舞台での勝利を、自分たちが必ず成し遂げるつもりだ。

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