笑顔の県勢初入賞、県立聾学校教・兼子6位 スキー国体・大回転女子

  このエントリーをはてなブックマークに追加 
【アルペン大回転成年女子B】6位入賞を果たした兼子佳代(県立聾学校教)=白馬八方尾根スキー場

 第72回国民体育大会冬季大会「ながの銀嶺国体」スキー競技会第3日は16日、白馬八方尾根スキー場などで各種目が行われ、県勢はアルペン大回転成年女子Bで兼子佳代(県立聾学校教)が6位に入賞した。

 このほか、同種目で網代慈子(檜枝岐小教)が10位、距離クラシカル成年女子Aで菅井千穂(同志社大4年、猪苗代・東中卒)が9位、複合成年男子Aで渡部大輝(明大1年、猪苗代高卒)が15位だった

 最終日の17日はアルペン大回転少年男子、距離のリレー成年男子、少年男子、女子が行われる。県勢はアルペン大回転少年男子の長谷部宏仁(猪苗代高3年)らが出場する。

◆経験を生かし『加速』

 「手本を見せられる指導者でありたい」。そんな思いを体現する滑りで、今大会での県勢初入賞を果たした。

 兼子佳代(県立聾学校教)はアルペン大回転成年女子Bで6位。「危ないところもあった」と振り返りながらも笑顔があふれた。

 全国高校総体(インターハイ)、国体などでタイトルを獲得してきた兼子。幅広い年代にスキーを指導する中で「実際に滑って見せるのが一番」と披露する滑走は今もなお力強い。

 現在も出場を続ける大会は国体だけという。年に1度の試合で緊張しながらも「今までの感覚を大事に」と培ってきた経験を生かした。旗門の間隔による滑走のリズムの変わり目、急から緩への斜面の角度の変化もこらえて加速していった。

 好成績を残し続ける裏には夏場からのトレーニングなど地道な努力がある。よき手本となり後輩らを育成するためでもあるが、何よりの原動力は「スキーが好きということが全て」。ゲレンデを見ながら充実した表情を浮かべた。

おすすめPickup!ニュースの『玉手箱』

聖光学院、9回サヨナラ「11連覇」 夏の福島大会、戦後最多更新