県代表懸け9日決勝、サッカー天皇杯 福島ユナイテッド、いわきFC対戦

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 サッカーの第22回県選手権大会・第97回天皇杯全日本選手権県代表決定戦は9日、福島市のとうほう・みんなのスタジアムで決勝が行われる。10連覇を狙う福島ユナイテッドFC(J3)と、Jリーグ参入を目指すいわきFC(県社会人リーグ1部)が対戦する。

 決勝は、2年連続で同じ顔合わせ。昨年はいわきが本格始動から半年で決勝に進む快進撃を演じたが、決勝は、延長戦の末2―1で福島が競り勝ち、県内唯一のJリーグクラブとしての底力をみせた。

 両チームはともに今季、監督が交代し、新体制でシーズン入り。福島はJリーグ開幕から無傷の4連勝でJ3単独首位に立っており、充実した戦いぶりをみせている。4回戦から3連勝で勝ち上がってきたいわきの攻撃力は健在。本格始動2年目でチーム力は上り調子だ。

 将来のJリーグで県勢同士が戦う「福島ダービー」の可能性を秘めた試合は、午後1時9分開始予定。

◆いわきFC、攻撃力強み

 初戦の4回戦からの3試合で総得点が22点と圧倒的な攻撃力で勝ち上がってきた。常に前線を意識してボールを運び、90分間敵陣でプレーし続ける攻撃的サッカーで昨年の雪辱を果たしたい。

 12人の選手が新たに加入し、選手層が底上げされた。試合後半でも落ちない豊富な運動量とフィジカルの強さを追求したサッカーで王者に挑む。今大会8得点と勢いに乗るFW菊池将太がチームのキーマン。また、初戦にハットトリックを達成した新加入の高柳昂平(筑波大卒)が存在感を示している。

 守備陣は無失点で好調を維持。守りだけでなく、自らピッチを駆け上がり積極的に攻撃にも参加する。

◆J3首位の勢い 福島ユナイテッド

 4シーズン目となるJ3で開幕戦から4連勝。第4節を終え、単独首位と好調を維持したまま天皇杯県代表決定戦を迎える。

 今シーズンからチームの指揮を執る田坂和昭監督は「密集型」を戦術の柱に掲げる。攻守の素早い切り替えや数的優位が徹底され、伝統のパスサッカーに新たな強みが加わった。

 攻撃陣は、J2湘南ベルマーレから新加入したFW田村翔太が開幕から3戦連続ゴールと勢いに乗り、昨季5得点のMF星広太も4戦3得点と上り調子。守備はFWからDFにコンバートした茂木弘人(福島市出身)が統率する。

 県代表決定戦10連覇を懸け、王者の貫禄を見せつけたい。

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