岩村、選手は今季限り 福島ホープス、若手に出場機会を

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晴れやかな表情でプロ生活を振り返る岩村選手=郡山市

 プロ野球や大リーグなどで活躍し、ルートインBCリーグの福島ホープスで選手兼任監督を務める岩村明憲内野手(38)が10日、今季限りでの引退を表明した。

 若手の出場機会を増やすためとしており来季の去就については未定だが、監督として残留することを希望している。

 同日、郡山市と都内で記者会見した。岩村選手は「ホープスに来て3年目を迎える中で迷いもあったが引退を決意した。今シーズン残り70試合。最後の最後まで選手として120%の力を出せるようにしっかり頑張りたい」と語った。

 岩村選手は1997(平成9)年に宇和島東高(愛媛)からドラフト2位でヤクルト入り。

 07年に大リーグ、デビルレイズ(現レイズ)に移籍し、08年にワールドシリーズに進出した。11年から日本球界に復帰し、楽天、ヤクルトを経て15年に福島入りした。

◆福島は第二の古里 

 岩村明憲選手は10日の会見で、選手引退の理由や福島への思いなどを語った。

 ―現役引退を決断した理由は。

 「プロの世界に入って21年目。独立リーグの選手枠は27人。まだまだ若い子に負けないという気持ちはあるが自分が(選手として)必要かという気持ちが昨年から徐々に強くなってきていた」

 ―NPBでの思い出は。

 「あえて試合を挙げるなら、2001(平成13)年にヤクルトが優勝した時、自分の母親が亡くなった日に試合でホームランが2本打てたこと。母親が打たせてくれた」

 ―メジャーリーグでも活躍した。

 「08年のボストンではワールドシリーズに立てた。09年のワールドベースボールクラシックには日本代表で出場し、世界連覇を達成したことも印象深い」

 ―県内のファンへ一言。

 「ヤクルトを退団してから一番最初にホープスに声を掛けて頂いた。『代打・俺』のホームランは思い出。福島は第二の古里。ファンと笑顔で終われるように今季は通年優勝する」

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