郡山商高・三沢が初優勝 時空の路ヒルクライム・男子総合

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1秒差の接戦で初優勝を飾った三沢優樹

 福島県会津美里、下郷両町を結ぶ氷玉峠を舞台に21日繰り広げられた「第14回時空の路ヒルクライムin会津」は、約800人の選手が熱戦を展開した。

 男子はロードレーサーの部チャンピオンクラスの三沢優樹(17)=郡山市、郡山商高=が初の総合優勝、女子は盛永母映(27)=新潟市、F(t)麒麟山Racing=が連覇した。

 男子の県勢2位は斉藤雅仁(22)=南相馬市、郡山サイクルフレンズ、女子の県勢1位は鈴木まさみ(41)=福島市、サイクルショップ ヨシダ=が輝いた。

◆「1秒差」激戦制す

 残り300メートルからの勝負が優勝を決める1秒のタイム差を生んだ。「耐えて耐えて最後のスプリント勝負に懸けた」。

 ロードレーサーの部男子で初の総合優勝を決めた三沢優樹は自己ベストを約2分更新し、「他の選手に食らい付いたことが優勝につながった。結果を見てほっとした」と笑顔を見せた。

 スタート直後は先頭集団から抜け出せずリズムを崩したが、残り5キロ地点までに三沢を含む3人の実力者が集団となり優勝のチャンスをうかがった。

 ゴール直前、最終的に2位となった斉藤雅仁がスパート。最後の力を振り絞って斉藤の背中を追い掛けたことで、斉藤よりも遅い時間にスタートを切っていた三沢に勝利の女神がほほ笑んだ。

 競技歴は約2年。高校入学後は、テニス部に入り活動していたが、父親の影響もあり1年生の時にけがをした時に医師の勧めで始めた自転車の魅力にはまった。部活をやめ、自転車一本に取り組み、毎日50~60キロを走り込む。スプリントやインターバルなどの練習メニューも自らが決めている。

 三沢の大きな目標は今週末に開かれる県高体の自転車競技での優勝だ。「調整がうまくいって調子も上がっている。この勢いで本県開催の全国高校総体(インターハイ)の出場を決める」。表情は自信に満ちあふれていた。

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