相次ぐけが乗り越えた 会津・山内が復活2冠、県高体陸上

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【男子400メートル障害】400メートルに続き、2冠を達成した山内大夢(会津)=開成山陸上競技場

 第63回県高校体育大会陸上競技第3日は28日、郡山市の開成山陸上競技場で男女12種目の決勝が行われ、男子は400メートル障害で山内大夢(会津3年)が制し、400メートルとの2冠を達成した。

 800メートルは橋本拓磨(日大東北3年)が優勝。女子は棒高跳びで上圷(かみあくつ)千華子(福島高専3年)、同三段跳びで山下桐子(橘3年)がいずれも大会新で制覇し、400メートル障害は塚田菜摘(福島西3年)が優勝。1年400メートルリレーは男子が日大東北、女子は磐城桜が丘が制した。最終日の29日は200メートルや1600メートルリレーなど男女11種目で決勝が行われる。

◆得意の後半、疾走一気 男子400障害 

 電光掲示板で自己ベストに迫る記録を確認すると雄たけびを上げた。

 男子400メートル障害は山内大夢(会津3年)が400メートルに続き2冠を達成。気持ちを前面に出した走りで、けがからの復活をアピールした。

 序盤は4番手。スピードに乗って4台目のハードルから先頭との差をじりじりと詰めた。得意の後半。残り200メートルでトップに躍り出ると、「残り4台。ラスト100メートルが勝負」。勢いを緩めず、歯を食いしばりながらハードルを越えた。ゴール後、ガッツポーズが何度も飛び出した。

 1年生時は腰、昨年秋は左太ももと、相次ぐけがに見舞われた。万全の状態で高校最後の大会に臨もうとした矢先、3月に授業で左足首を捻挫した。

 「なんでこんなにけがをするんだ」。

 焦りは募ったが、1カ月間でひたすら自分を追い込み、大会に間に合わせた。

 夢は日本代表。「そのためにもインターハイで表彰台に立つ」と力強く宣言する。名前通り大きな夢に向かって、高校最後の夏の挑戦が始まった。

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