東邦銀行・青木が女子400障害で優勝 日本陸上選手権

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【女子400メートル障害決勝】同種目初優勝を飾った青木沙弥佳(東邦銀行)=ヤンマースタジアム長居

 陸上の世界選手権代表選考会を兼ねた日本選手権最終日は25日、大阪市のヤンマースタジアム長居で行われ、女子400メートル障害は、青木沙弥佳(東邦銀行)が56秒35で優勝した。参加標準記録には届かなかった。

 このほか県勢は、女子100メートル障害の紫村仁美(東邦銀行)が13秒31で2位。男子三段跳びの山下航平(福島陸協、橘高卒)は16メートル13で5位、同200メートルの山下潤(筑波大、福島高卒)は20秒87で6位に入賞した。

 男子円盤投げの吉田惇(東海大、平工高卒)は48メートル92で13位、同走り高跳びの武田隆史(仙台大、平工高卒)は2メートル05で24位、女子5000メートルの石井寿美(ヤマダ電機、学法石川高卒)は15分53秒91で18位、田辺美咲(三井住友海上、田村高卒)は16分29秒48で24位だった。

 世陸参加標準まで0秒25

 目指したのは世界の舞台に立つための記録だった。女子400メートル障害優勝の青木沙弥佳は世界選手権参加標準記録にあと0秒25届かず、56秒35でフィニッシュ。「優勝のうれしさよりも悔しさの方が勝っている」

 スタートから飛び出し、序盤から先頭に立ったが、勝負どころに決めていた残り3台のハードルでスピードを上げられなかった。「最高のレースができたかと言われると、できていなかった。自分に期待しすぎてしまった面があったかもしれない」と表情はさえず、2015(平成27)年の400メートル以来、同種目では初の日本選手権優勝も素直に喜べなかった。

 「陸上を続けている以上、世界で戦いたい」と語る青木。これまで400メートルと400メートル障害を両立してきたが、今シーズンから400メートル障害1本に絞った。残りの競技人生を考え、もう一度世界の舞台で戦えるのは400メートル障害しかないと昨冬に決断した。

 「ひとまず陸上日本一はいただいたけれど、満足せずにもっと上の記録を狙っていきたい」。目指すのは09年ベルリン大会以来遠ざかる個人での世界選手権出場。今後アジア選手権を控えており、代表の可能性を残す。青木の挑戦はまだ続く。

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