福島ホープス、17安打11点 乱打戦を制し3連勝

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【福島―武蔵】4回裏福島1死、左翼フェンス直撃の二塁打を放つ西井=ヨーク開成山スタジアム

 (23日・ヨーク開成山スタジアムほか=3試合) 福島ホープスはホームで武蔵ヒートベアーズ(埼玉)と対戦、11―8で3連勝とした。17安打を放ち毎回走者を出した福島が11点を奪って乱打戦を制した。通算成績は7勝7敗で東地区5チーム中3位のまま。福島は次戦の28日、ホームの牡丹台球場(須賀川市)で栃木ゴールデンブレーブスと対戦する。午後1時開始予定。

 苦労人、西井が豪快アーチ

 豪快な一発で立ち込めた暗雲を振り払った。4点リードから一変、3点を奪われ1点差に迫られた直後の3回、西井健太のバットが火を噴いた。

 3回先頭の西井。「流れを取り戻したかった」と積極的にいった。3ボールとなったがベンチのサインも「打て」。「思い切り振っていけた」とストライクを取りにきた直球を逃さず捉えると、打球は雨雲を切り裂くように、瞬く間にスタンドに消えた。「自分のスイングができた」と納得の一振りで、試合をのみ込んだ。

 日南学園高(宮崎)では夏の甲子園に出場。東北福祉大を経て社会人野球の名門西濃運輸に入った。だが「苦しかった」と振り返るようにけがで1年半で退団。その後は米独立リーグや台湾でプレーし昨季途中で福島に入団した苦労人だ。「ボロボロのボール10球しかない練習環境もあった。今は過去もプラスに捉え野球を楽しめている」。経験から生まれた屈強な精神力が西井を支えている。

 「恵まれた環境で野球ができ感謝の思いしかない。勝利のために打撃で結果を残していく」と西井。目標の後期優勝へ、ハングリーさあふれるスラッガーの存在が欠かせない。

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