いわきFCV2、全国へ 社会人サッカー東北予選

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【いわきFC―ブランデュー弘前】前半、体を張ったプレーで得点機をつくったいわきのFW菊池〈9〉=八戸市ダイハツスタジアム

 第53回全国社会人サッカー選手権大会東北予選会は31日、青森県八戸市のダイハツスタジアムで第1、第2代表決定戦2試合が行われ、第1代表決定戦に臨んだ、いわきFC(県社会人リーグ1部)はブランデュー弘前(東北リーグ1部、青森)に4―0で勝ち、大会2連覇で全国大会出場を決めた。第2代表決定戦は、富士クラブ2003(同、岩手)がコバルトーレ女川(同、宮城)を1―0で下した。

 いわきは前半18分、MF板倉直紀がPKを決めて先制すると、同24分にMF久永翼、同29分にはFW菊池将太が得点、後半も攻めの姿勢を緩めず、FW高柳昂平が4点目を挙げ、試合を決めた。

 いわきは第22回県選手権大会・第97回天皇杯全日本選手権県代表決定戦、第24回全国クラブチーム選手権県大会、第53回全国社会人サッカー選手権県大会に続き、今季4タイトル目を獲得した。

 全国社会人サッカー選手権大会は10月13日に福井県で開幕、同大会を勝ち抜くと、日本フットボールリーグ(JFL)昇格を懸けた全国地域サッカーチャンピオンズリーグへの出場権を得られる。

◆「攻め続けるサッカー」体現 菊池、全力疾走で追加点 

 磯の香りが漂うピッチでいわきFCの背番号9がチームの目指すサッカーを見せた。

 「中で合わせるより、走って決めたほうが何倍もうれしい」。勢いのあまり体勢を崩して転びながら、前半29分にゴールを決めたFW菊池将太はチームが掲げる「90分間全力で走り、攻め続けるサッカー」を体現した。

 いわきは自陣でのセットプレーから、素早くカウンターを仕掛け、ピッチの端から端まで全速力で走った菊池にスルーパスが届く。

 「頑張って走った分、ボールが目の前に転がってくれた」。後ろを走っていた相手DFを置き去りに、菊池は受け取ったボールをターンしながら左足で仕留め、ゴールネットを揺らした。

 菊池は昨年、日本フットボールリーグ(JFL)への昇格につながる全国大会準々決勝で敗れたイレブンの一人。悔しさと、昇格の難しさを知るからこそ、一つ一つの試合の重みを感じ、いつも全力でピッチを駆け抜け、クラブが求めるサッカーを貫いている。

 「まだまだ監督が求めるサッカーに遠いが、もっとうまくなりたい」。今季から選手会長を務める菊池は、再び全国の壁に挑むチームの進化に不可欠な存在だ。

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