学法石川・芳賀、執念の5位死守 南東北総体・陸上男子3000障害

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【陸上男子3000メートル障害決勝】8分58秒22の自己ベストで5位入賞した学法石川の芳賀宏太郎(中央)=山形県天童市・NDソフトスタジアム山形

 全国高校総合体育大会(インターハイ)「南東北総体2017」メイン会期第6日は2日、各地で陸上など計13競技が行われた。バドミントンは男女それぞれシングルスが行われ、女子の高橋明日香(3年)、水井ひらり(2年)、男子の金子真大(まひろ)(3年)のふたば未来勢が3日の準決勝に進んだ。

 陸上は男子3000障害で芳賀宏太郎(学法石川)が5位入賞。弓道は男女団体予選が行われ、男子は福島東が決勝トーナメントに進んだ。会津若松市ではテニスが始まり、福島市ではウエイトリフティングの開会式が行われた。郡山市開催の卓球は全競技が終了した。

 痛み、気迫でカバー

 ゴール直後、トラックに倒れ込むほど力を振り絞った。陸上男子3000メートル障害の芳賀宏太郎(学法石川3年)は8分58秒22で5位入賞を死守。それでも最後の直線でライバルに競り負け、「(ラストスパートに強い)学石の伝統を守れなかった」と反省した。

 レースは"日本人トップ"を争う展開となった。大会新記録をマークした外国人留学生2人を除く選手が集団を形成。1人ずつ入賞圏内から脱落する中、芳賀は積極的に上位をうかがった。途中で周りの選手との接触で右足首から出血しても、「痛みはなかった」と気迫がこもっていた。

 会津若松市出身の芳賀。幼少期に親しんだ木登りなどの外遊びに、障害の競技と共通する部分があるという。

 大戸中では卓球部と特設陸上部に所属。3年時に卓球で中体連の同市大会を制した。卓球か陸上か―。高校の進路選択に迷っていた時、熱心に声を掛けてくれたのが同校陸上部の松田和宏顧問(43)だった。

 3年間の厳しい練習が実を結び、予選と決勝で自己ベストを14秒以上も更新した。「全国大会で成績が残せて学石に来て良かった。都大路で優勝を目指したい」と芳賀。

 12月の全国高校駅伝で顧問への最大の恩返しを実現するつもりだ。

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