喜多方桐桜・江口が5位 南東北高校総体・柔道女子78キロ超級

  このエントリーをはてなブックマークに追加 
【柔道女子個人78キロ超級準々決勝】果敢に仕掛け5位入賞を果たした喜多方桐桜の江口輝(左)=郡山市・郡山総合体育館

 全国高校総合体育大会(インターハイ)「南東北総体」メイン会期第16日は12日、各地で5競技が行われた。県勢は郡山市開催の柔道女子78キロ超級で江口輝(きら)(喜多方桐桜)が5位入賞を果たした。

 大器の片りんを見せた。柔道女子78キロ超級の江口輝(きら)(喜多方桐桜2年)は5位入賞。初戦敗退に終わった前回大会から1年、「上に行けず悔しい思いもあるが昨年の雪辱は果たせた。一歩前進できた」と賞状を受けると、笑顔を輝かせた。

 「精神面で負けないようにいった」と攻め込んだ。1回戦でけさ固め、2回戦では横四方固めを決め一本勝ちすると、8強入りを懸けた3回戦では試合時間を2分以上残し、鮮やかな小外掛けで仕留めた。3戦全てで一本勝ちを収め、試合巧者ぶりを発揮した。

 一方で、勝負どころで攻めきる強さが表彰台を分けた。4強入りを懸けた準々決勝は準優勝した松田美悠(富山・小杉)との対戦。「同じく攻める気持ちで向かったが相手が一枚上手だった」。投げ技を得意とする松田に序盤から仕掛け優位に立とうとしたが「攻め手をふさがれ、技を出せなかった」と江口。序盤で消極的との「指導」を受けて焦りが生まれると、最後は釣り腰を決められた。

 兵庫県出身で、中学卒業後に「練習の雰囲気が良かった。全国で戦える選手になりたかった」と喜多方桐桜の門をたたいた。慣れない寮生活に「不安になることもあるが、福島に送り出してくれた両親に勝つことが恩返し」と、感謝の思いを胸に厳しい鍛錬を積んでいる。「来年は表彰台に上って最高のプレゼントをしたい。1年で体力、筋力ともにもっとレベルを上げる」。喜び一色でない口ぶりが、さらなる伸びしろを感じさせた。

おすすめPickup!ニュースの『玉手箱』

「秋季東北高校野球」開幕 開会式、聖光学院が優勝旗携え入場