パラ陸上23日開幕、トップ集う 国際公認大会に369人出場

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大会での活躍を誓う佐藤(左)と佐々木

 国内最高峰のパラスポーツ競技大会の一つ「2017ジャパンパラ陸上競技大会」は23、24の両日、福島市のとうほう・みんなのスタジアムで開催される。7月に行われた世界パラ陸上や昨年のリオデジャネイロ・パラリンピックで活躍したメダリストや日本記録保持者が2日間にわたり戦いを繰り広げる。

 日本障がい者スポーツ協会の主催。東日本大震災の復興支援を目的に、本県で初めて開かれる。記録が公式認定される国内では数少ない国際公認大会で、国内選手369人が出場する予定。男子は世界パラ陸上400メートルと1500メートルの金メダリスト佐藤友祈やリオパラリンピック走り幅跳びの銀メダリスト山本篤、女子はリオパラリンピック400メートル銅メダリストの辻沙絵らが出場する。県勢は女子200メートルと同400メートルの佐々木真菜(東邦銀行)、同100メートルと同200メートルの佐藤智美(同)らがエントリーしている。

 大会はレーサー(車いす)や義足など競技用のスポーツギアにも注目だ。カーボンファイバーでできた義足を使った走り幅跳びでは、年々パラアスリートと健常者の記録の差が縮まってきており、健常者の大会で優勝するパラアスリートも出てきている。

 競技に先立ち22日、福島市のホテル辰巳屋で開会式を行う。

 23日は午前9時~午後5時、24日は午前10時~午後5時。入場無料。

 佐藤、佐々木にインタビュー「記録更新が目標」

 ジャパンパラ陸上の視覚障害T13クラスに出場する東邦銀行陸上競技部の佐藤智美、佐々木真菜両選手は福島民友新聞社のインタビューに応じ、大会への意気込みを語った。

―大会が近づいた。
 佐藤「いい感じで走れている。本番では全力を出し切りいい結果を残したい」
 佐々木「練習でもタイムが縮まってきている。日本記録、アジア記録を塗り替えたい」

―パラスポーツはまだまだ認知度が低い。注目ポイントは。
 佐藤「義足や車いす、視覚障害など障害でさまざまな区分がある。いろいろな障害がある中で競技していることを実際に見て実感してくれればうれしい」

―両選手とも日本記録やアジア記録を保持する。どんな大会にしたいか。
 佐藤「世界の舞台ではまだまだ。まずは記録更新が目標。100メートルは12秒80、200メートルは26秒50台を出したい」
 佐々木「ジャパンパラ陸上の本県開催は福島市出身の自分にとって大きな誇り。リオや世界パラ陸上で活躍した選手たちもたくさん出場する。多くの人に観戦に来てほしい」

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