東邦銀行・佐々木がアジア新記録 ジャパンパラ陸上

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女子200メートルT13でアジア記録を塗り替え優勝した佐々木真菜(東邦銀行)(右)と大会新の佐藤智美(同)=とうほう・みんなのスタジアム

 障害者陸上のジャパンパラ陸上競技大会最終日は24日、福島市のとうほう・みんなのスタジアムで行われ、県勢は女子200メートル(視覚障害T13)の佐々木真菜(東邦銀行)が26秒28で制し、前日の400メートルに続いてアジア新記録を樹立した。同種目の佐藤智美(同)は26秒59の大会記録で2位だった。このほか、男子走り幅跳び(視覚障害T12)の緑川秀太(福島パラ陸協)は2位、男子200メートル(知的障害T20)の桑折洋也(同)は決勝進出を逃した。

 悔しさ胸に結果

 佐々木が前日の400メートルで日本記録を更新できなかった悔しさをバネに、200メートルで自身の持つアジア、日本、大会記録を塗り替えた。レース後、「悔しい気持ちが記録更新につながった」とすがすがしい表情を見せた。

 「今日こそ結果を残さなければ」。思った走りができなかった昨日の後悔が頭をよぎり、緊張で押しつぶされそうだった。スタート直前、何度もジャンプして気持ちを落ち着かせた。

 スタートの瞬間、持ち前の集中力で緊張感は消えた。前半からスピードに乗ると、後半も緩むことなくフィニッシュ。目標の26秒20台を記録した。

 東邦銀行に入り2年目。世界で活躍する陸上競技部の健常者の先輩たちに混ざって練習することが増えた。タイムがぐんぐん縮み、大会ごとに自己記録を更新している。世界記録の24秒24の壁はまだ高いが、「着実にタイムを塗り替えていけばその先に24秒台が見えてくる。東京パラにも近づく」と前向きだ。

 2日に20歳になった。20代最初のレースは、地元の声援を受けてアジア新記録を樹立した。「少しでも地元の人に元気を与えられたかな」と笑顔を見せた。

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