福島ユナイテッド、最終戦飾り今季「10位」 サッカー・J3

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【福島―盛岡】好セーブを連発した福島のGK内藤〈34〉=とうほう・みんなのスタジアム

 サッカーJ3の福島ユナイテッドFCは3日、ホームのとうほう・みんなのスタジアムで、15位のグルージャ盛岡と対戦、3―1で逆転勝ちした。福島は通算成績13勝15敗4分けで、今季は17チーム中10位(昨季は16チーム中14位)で締めくくった。栃木が沼津と1―1で引き分けて勝ち点60で2位に入り、J2復帰を決めた。J2最下位の群馬は降格。J2昇格の資格を持たない秋田は鳥取に3―0で快勝し、同61で優勝した。

 退団の内藤『魂のセーブ』 9年の思い胸に

 盛岡との「東北ダービー」以上に負けられない最終戦だった。前日に退団を発表した福島のGK内藤友康。「このチームでの集大成を見せたかった」。福島のゴールマウスを9年間守ってきた守護神の最後の雄姿を、ホームのサポーターは目に焼き付けた。

 前半にPKで先制を許したが、その後はビッグセーブを連発した。1―1で迎えた後半23分、ペナルティーエリア手前中央の絶好の位置で盛岡のFK。壁の間を抜ける低い弾道のボールに横っ飛びで反応し、ゴールを死守した。「勝利を届けたかった。1点取られたが自分らしいプレーでしっかり勝てて良かった」。試合後は、サポーターの前に立つとあふれる涙を抑えきれなかった。

 2009(平成21)年に福島に入団。地域リーグからJFL(日本フットボールリーグ)、J3への昇格に貢献した。主将や選手会長として福島を長年支えてきたが、J3入りしてから引き際を感じていたという。今季限りで現役引退を決めた選手も多い中、内藤は現役を続行する。「自分は去るが福島のために戦ってくれる人たちがまた来る。思いはつながっていくはず。J2に上がれるよう頑張ってほしい」。

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