女子単・大堀彩選手準V、貫いた攻め姿勢 全日本バドミントン

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女子シングルス決勝でフルセットの熱戦を繰り広げた大堀=駒沢体育館

 3日に東京・駒沢体育館で決勝が行われたバドミントンの全日本総合選手権は、本県関係者が上位で競い合った。男子ダブルスは遠藤大由(ひろゆき)(日本ユニシス)、渡辺勇大(ゆうた)(日本ユニシス、富岡高卒)組と、保木卓朗、小林優吾(ともにトナミ運輸、富岡高卒)組が対戦。混合ダブルスは渡辺、東野有紗(ともに日本ユニシス、富岡高卒)組が、小林、志田千陽(再春館製薬所)と戦った。女子シングルス準優勝の大堀彩(トナミ運輸、富岡高卒)は世界ランキング2位の山口茜(再春館製薬所)にあと一歩で競り負けた。

 大堀「五輪の夢...絶対に達成する」

 念願の決勝の舞台。女子シングルスの大堀彩(富岡高卒)は会場の中心、センターコートで今までにないほどの勝利への執念を見せた。フルセット終盤までもつれた勝敗の行方。最後の最後に力尽きると、天を仰いだ。

 「悔いが残っても残らなくても最後の試合。倒れるまでプレーしたいと考えていた」。1―1で迎えたファイナルゲーム。大堀がネットプレーなどで先行すると、対戦相手の山口茜も鋭いスマッシュなどで切り返す互角の展開。終盤、18―17のリードから流れを奪われて3連続ポイントを許したが、攻めの姿勢は崩さなかった。マッチポイントを握られても粘りのプレーで1点を返す。直後、山口のスマッシュに対応したレシーブが無残にもネットに刺さった。

 好不調の波が激しいと言われてきた。課題はメンタルと体力。準々決勝で敗れた昨年の大会以降、練習への向き合い方を変えた。私生活を正すと同時に、練習にも集中。集中しきれない時にはひたすら走り込むこともあった。「正直、どん底まで落ちていた。でも今は確実に成長できているとの実感がある」

 決勝を終え、大堀は「良い試合ができても勝てなければ相手が強いということ」と淡々と話した。その上で「五輪という夢を絶対に達成するため、まずは追い付きたい」と前を見据えた。初のA代表として迎える来季。東京五輪出場を目指す大堀にとって間違いなく勝負の年になる。

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