郡山北工が一矢、諦めなかった「1トライ」 全国高校ラグビー

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【郡山北工―東福岡】後半終了間際に攻め込む郡山北工フィフティーン

 第97回全国高校ラグビー大会第4日は1日、大阪府東大阪市の花園ラグビー場で3回戦8試合が行われ、本県代表の郡山北工は2連覇を狙う東福岡(福岡)に5―101で敗れた。東福岡のほか、前回大会準優勝の東海大仰星(大阪第2)などが準々決勝に駒を進めた。

 最後の最後に全員で執念の1トライをつかんだ。郡山北工は、前回覇者の東福岡に攻守で圧倒され、3度目の花園挑戦を終えた。主将のナンバー8後藤陸(3年)が「どこにも負けない」と自負していた諦めない気持ちが、王者の厚い壁に穴を開けた。
 前半から9本のトライを許した。後半も相手の攻撃を止めようと次々にタックルを仕掛けたが、簡単に抜かれてしまう場面が続いた。しかし、選手たちは大きな声を出し続けた。「まだまだ」「いけるぞ」

 唯一の好機を迎えたのはロスタイムに入ってから。フォワード、バックスが一体となって左中間に密集を作り、ゴールに迫った。後藤とプロップ伊藤秀(3年)が交互にボールを持ち、じりじりと前に出た。最後は伊藤が左端にトライを決めた。

 最後まで粘り強く戦った郡山北工フィフティーン。後藤は101点を許した敗戦に悔しさを覗かせたが、王者から奪った1トライに胸を張った。「ラグビー人生で最高の瞬間でした」

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