会心の滑り、早大・長谷部宏初V 福島県総体スキー・成年男子A大回転

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【成年男子A大回転】2回目で快心の滑りを見せ、初優勝した長谷部宏仁(早大)=猪苗代スキー場ミネロ

 第70回福島県総体スキー第2日は18日、猪苗代町の猪苗代スキー場ミネロでアルペン大回転の成年男子が行われた。

 成年男子Aは、1回目に40秒11で3位に付けた長谷部宏仁(早大)が、2回目で39秒88をたたき出し、合計タイム1分19秒99で初優勝した。

 初出場となった早大1年の長谷部宏仁が、昨年の覇者で同じ大学に通う2学年上の兄、尚仁を0・30秒上回り頂点に立った。

 前日夜、レースプランを立てた。「1回目でコンマ2秒差だったら勝てる」

 「大回転だと、兄の方が速い」と話す。1回目を僅差で終え、プレッシャーを与えれば勝機が生まれると考えた。「ボクシングに例えると、ジャブで詰めて詰めて、最後にストレートを出すのが僕の勝ち方」と明かす。

 最初の滑走が終わってトップに立ったのは兄ではなく、土橋銀平(東海大)だったが問題はなかった。長谷部は0.25秒差で3位に付けた。

 1回目はコースコンディションに体が合っていないと感じた。2回目の直前、「上下に体を動かすイメージではなく、斜面に沿って行こう。雪に任せよう」と思い直し、会心の滑りにつなげた。昨年大学に入学し、アルペン競技に対する考え方が変わったという。

 「それまではインターハイ(高校総体)などの順位が気になり、重荷だった。大学では滑りのうまさ、美しさを求めるようになった。雪と会話しながら滑っている」。競技を楽しむ姿勢が好結果を生み出した。

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