格上撃破で猪苗代中・小鮒が初V 県総体スキー・少年男子距離10キロ

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【少年男子10キロクラシカル】格上の高校生らを抑え、初優勝した小鮒響暉(猪苗代中)=猪苗代町クロスカントリーコース

 第70回県総体スキー最終日は20日、猪苗代町クロスカントリーコースで距離クラシカルの少年と成年の男女が行われ、少年男子10キロは初出場の小鮒響暉(こぶなひびき)(猪苗代中3年)が30分52秒6で初優勝、同女子5キロは山内花(南会津高2年)が17分44秒2で3連覇を達成した。

 成年男子A10キロでは、吉田廉(日体大1年)が32分21秒5で、同B10キロは影山裕(福島っ子SC)が37分39秒8で制した。同C5キロには全日本選手権で通算7勝し、2010(平成22)年に現役引退した金丸富男(かなまるオールアスリートク)が出場し、14分51秒8で優勝した。

 フォーム改良が奏功

 少年男子10キロは昨年の覇者、波多野寛大(会津工高3年)をわずか0・8秒差で抑え、小鮒響暉(猪苗代中3年)が頂点に立った。小鮒は15~17日の県中体でフリー、クラシカル、リレーで3冠を達成したばかり。「大会直後で、疲れがあった」が、3冠の勢いは高校生相手でも止まらなかった。

 10キロの経験は少なく「入りはちょっと抑えめにいこう」と戦略を練ったが、1周目の5キロを過ぎたあたりできつくなった。それでも「思っていたより体が動いた」と、小鮒はスピードに乗り、快調に板を滑らせた。

 準備はしていた。出場選手の大半が高校生という格上と戦うため、フォームを改良。腕の振りを大きくしてストックにしっかり力を伝え、推進力を高めた。冬休みには今大会と同じコースで持久走を続け、スタミナも養った。「今までの練習が生きた。10キロを乗り越えたのはそのおかげ」。小鮒は納得の表情を浮かべた。

 一方で課題も見えた。フォームを大きくしようと心掛けたが、終盤の上りではどうしても動きが小さくなった。

 今回の優勝で、初の国体出場が確実になった。「国体でも高校生に負けないように、これからもっと練習していきたい」。努力を重ね、自信をつかんだ中学3年生の新たな挑戦が始まる。

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