郡山商高卒・渡辺が3位入賞 スケート国体・成年男子1000

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成年男子1000メートルで、3位入賞を果たした渡辺晟(右)(山梨学院大4年)=山梨県富士吉田市富士急ハイランドセイコオーバル

 第73回国民体育大会冬季大会スケート競技会「富士の国やまなし国体」最終日は1日、山梨県富士吉田市の富士急ハイランドセイコオーバルなどで行われ、スピードスケートの成年男子1000メートルで、昨年同種目4位の渡辺晟(山梨学院大4年、郡山商高卒)が、3位入賞を果たした。

 福島県によると、スピードスケート競技で県勢成年男子が表彰台に上るのは、1997(平成9)年の第52回大会以来、21年ぶり。

 少年女子3000メートルで秋山光希(郡山商高2年)が8位、2000メートルリレーでは本県少年女子が5位に入った。

 本県はスケートの男女総合成績(天皇杯)で21位、アイスホッケーを含めた順位は22位となった。

 来年の第74回大会は北海道釧路市で開かれる。

 21年ぶり表彰台、隙見逃さず快挙

 バックストレート直前のコーナーで勝負を仕掛けた。成年男子1000メートルの渡辺晟は、順位で優遇される「責任先頭」を取るために、上位陣が減速したタイミングを見逃さず、ギアをチェンジした。後方からの追い上げを警戒しながら、速度を上げ、250~300メートル先のポイントで、責任先頭を奪取した。

 その後、順位を落とし、5着でゴールしたが、先着の2人が責任先頭を取っていなかったため、渡辺が3位となった。「責任先頭を取れば、5位以上は確定するが、こんなにうまくいくとは思っていなかった」と渡辺。

 闘争心を表に出すタイプではないが「冷静にレースを組み立てる力がある」というのが菊池由喜男監督(郡山商高教)の渡辺評。この日も、一番内側からスタートした利点を生かし、号砲と同時に飛び出した選手の後方に入り込み、前に出る機会をうかがった。

 大学卒業後は、県内の企業に就職し、競技を続ける。「学生として勉強とスケートが両立できた。同じように、これからも仕事をしながら、スケートを続けていきたい」

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