福島一中・丹治大賀が荒汐部屋に入門 「まずは十両を目指す」

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荒汐親方と握手を交わし、活躍を誓う丹治(右)

 福島一中3年の丹治大賀(たいが)(15)=福島市=は、大相撲の荒汐部屋への入門を決めた。新弟子検査を経て3月の春場所で初土俵を踏む。丹治は15日、「まずは十両を目指す」と、大きな挑戦に闘志を燃やし荒汐親方(元小結大豊)と東京都中央区の同部屋へと向かった。

 同部屋には今年1月の初場所で幕下全勝優勝を果たした若隆景など4人の同市出身力士が所属しており、丹治が5人目。荒汐親方は「体の芯がしっかりしていて、柔軟性がある」と身長183センチ、体重68キロと細身の丹治を評価し、「福島市出身者は我慢強く、もくもくと稽古する」と期待。入門後しばらくは「丹治」の本名を名乗らせるという。

 丹治が相撲を始めたのは中学校入学後。同市相撲場のわんぱく相撲教室に通っていた弟の純君(11)に刺激を受けたという。これまで野球や陸上などさまざまなスポーツに取り組んできたが、「最初から体にしっくり来た」と相撲に打ち込むようになったという。新体操選手だったロシア出身の母ナタリアさん(45)の影響で幼いころから始めた新体操で、しなやかさが鍛えられたという。

 同教室で指導する元力士の大波政志さん(50)は「トップクラスの力士になる素質を持っている」と話す。大波さんの紹介で、昨年の夏休みに同部屋に体験入門し、同12月に角界入りを決意した。

 父の孝治さん(67)は「高卒、大卒よりも時間的な余裕がある。焦ることなく、けがに気を付けて長く続けてほしい」と息子の成長に期待を込める。丹治は「早く関取になった姿を見せたい」と活躍を誓った。

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