集客面で「正念場」 B1狙う好調の福島ファイヤーボンズ

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試合終了後に、ホーム戦への来場を呼び掛ける森山HCと選手たち=4日、郡山総合体育館

 プロバスケットボール男子Bリーグ2部(B2)で、東地区2位と健闘している福島ファイヤーボンズ。現在5連勝中で、B1昇格を懸けたプレーオフ(PO)進出への機運も高まってきた。一方で、来季のB1参加資格の要件となっている「ホーム戦の1試合平均入場者数1500人以上」を満たしておらず、現状のままでは、仮にPOに進出し、勝ち進んでも、B1に昇格できない可能性がある。

 福島は14日現在、全60試合中36試合を消化した。このうちホームでは、本拠地の郡山総合体育館(郡山市)と、いわき総合体育館(いわき市)、福島市国体記念体育館で計17試合を実施。平均入場者数は1266人で窮地に立たされている。

 Bリーグによると、リーグ戦は5月まであるが、3月末までのホーム戦で平均1500人に達しなかった場合はB1の参加資格を得られない。福島は3月31日と4月1日にホーム戦があり、同1日のホーム戦の入場者数も換算するかはBリーグで検討中という。

 仮に同1日も換算することになった場合は、残り8試合で1試合平均1810人。換算しない場合は残り7試合で同2069人が必要だ。今季のホーム戦の最多入場者数は2051人。1800人を超えた試合はこの1試合のみで厳しい現実を突き付けられている。

 「1500人を達成できなければ選手のモチベーションにも影響しかねない」と森山知広ヘッドコーチ(HC)は懸念する。今月4日に郡山総合体育館で行われたホーム戦の後には、森山HCと村上慎也主将が「僕らも頑張るので、友人を連れて応援に来てほしい」と異例の呼び掛けをした。

 会津の小中学生を無料招待

 まさに正念場。チームを運営する福島スポーツエンタテインメントも集客に本腰を入れる。17、18の両日、あいづ総合体育館(会津若松市)で行われる山形戦では、「会津サンクスデイ」と銘打ち、同市をはじめ、喜多方市や猪苗代町など会津地区の小、中学生を2階自由席に無料で招待する。また、3月は春休みに合わせた企画を計画しているという。宮田英治社長は「福島にもプロスポーツを根付かせたい。一度でも見に来て、楽しさを知ってほしい」と来場を呼び掛けている。

 山形戦は、17日が午後6時、18日が午後1時30分開始予定。問い合わせは福島スポーツエンタテインメントへ。

 PO進出の可能性

 福島ファイヤーボンズが参戦しているB2は、計18チームが東、中、西の3地区に分かれてリーグ戦を戦っている。POには、各地区の1位チームと、各地区の上位1位チームを除いた15チームのうち上位1位チーム(ワイルドカード)が出場する。POの1、2位チームがB1に自動昇格し、3位チームがB1の下位3位チームと入れ替え戦に臨む。福島は14日現在、22勝14敗で東地区6チーム中2位。ワイルドカード争いでは4位に着けている。

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